進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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誕生日
2025.01.05
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今日は私の誕生日である....もうこの歳になると「オメデトウゴザイマス」と言われても
子供のころのように素直に喜べないからイヤだ。昭和天皇のように「...あ、そう」と言ってしまいそうになる。
歳相応に体力が落ちて、庭仕事をすると数日筋肉痛と腰痛に悩まされるし、大好きなクルマの運転も100kmごとに休憩が必要になった...20代の自分は伊東を出発して次に休憩したのは「福島」だった記憶がある。
あと恐ろしくも..理解できないのが父と伯父が私と同じ誕生日で血液型も同じだということ...正確には「同じだった」。
数学で言ったら365分の1の確率が連続するのだから730分の1なのか。数学は専門ではないからよくわからない。どなたか詳しい方にご教授ねがいたいと思う。
次に考えたくないのだが、西川の男は同じ年齢で旅立っているという不思議さ。祖父・伯父・父...みんな判で押したように72歳で鬼籍に入った。
そんな実例で証明されたら後に続く人間(?)は72−自分の年齢=...で計算してしまうではないか。
腹立ちまぎれに計算をしていたら最近はヘンな夢を見るようになった。よく聞く臨死体験の話と似ているが...以下は実夢である。
「そんなに広くない歩いても渡れそうな清流の向こうにトレーラハウスが見える。オートキャンプ場なのか...朝霧高原のイメージじゃないかな?そこは広々としたうららかな春のようだ。一面にピンクのサクラソウが目に痛いくらい鮮やかだ。空には昔埼玉の畑で見たヒバリが嬉しそうに鳴いている。」
そこにはもう一足先に逝った友人たちが楽しそうにBBQをやっている....
「オーイ西川君久しぶりだね!元気だった?そろそろ来ないか!!」と手を振っているではないか。
夢の中で...自分はあまりのsituationのよさに疑い...「待てよ」と目をこする。
友には申し訳ないが「いやぁ...済まないけどもう少しやることがあるからね」と答える。
そこで父の一番下の叔父(とにかく面白い叔父だった)が突然現れるからできすぎだ。
「まあ...一喜(私の名)が好きな時に来ればいいサ...。」
「だけどなぁ、こっち(?)にあるコンビニは全部ローソンばっかりなんだ。大体の物はそろうけど いい加減ローソンばっかりじゃ飽きるぞ...」と真面目な顔で言うから驚く。
私はよせばいいのに「エッ。ファミマやセブンはないの?ナナコ使えないじゃないか!」と言うと叔父は「まあそのあたりはあきらめないとな...ハハハ!」
夢の中で...でもK男さん(叔父の名)は確かもう死んじゃったんじゃなかったかな?と疑問に思いつつ、それでも久しぶりに叔父と会えてうれしくてたまらない。どうかこの瞬間がずっと続きますようにと夢の中の私は祈る。その気持ちはわかっていただけるだろうか。
スズメの魂100まで...と言うがあちらに行っても人間の個性は変わらないものだろうか。
同じ夢をポツポツと見るからなぁ...それはあまりに現実味を帯びているから不思議な楽しみにさえなって来た。こんなことを言ってると教会の司祭さまに叱られそうだ。
あとひとつある。
だいぶ前にも言ったけれど...誕生日は確かにこの世に自分が生まれたことを記念するお祝いの日である。
それは一方で自分のお母さんが命がけで自分をこの世に生んでくれたことに感謝する日ではないのか....
その感謝を忘れては今の自分は絶対にない。
私は3年前に母を亡くしたが、今でも天国で私のために祈り続ける母の愛を感じる。
お母さん ありがとう。
