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クルマと車検

2024.09.28

誰でもクルマに乗ると避けられないのが「車検」。在日外国人の間でもSHAKEN(シャケン)ともはや日本語のまま呼ばれている。

日本では道路(公道)を走るクルマは定期的に法定の整備工場で整備すること+2年間の有効な強制保険(自賠責)に加入することを義務付けられている。

これは驚くくらい強力な法制度で厳格に守られていて、車検整備しないで走行したり自賠責に加入しない場合には警察に検挙され厳罰に処せられる...具体的にはお調べ頂きたい。

だからクルマを運転中に警察官に停止を求められたら「運転免許証」を先ず、次に事故や違反があれば「車検証」を提示しなさい...と来る。要するに警察は「運転の資格があるか」「クルマは法定点検を受けているか」「強制保険(自賠責)には加入しているか」の3つをまず確認する。

この中で運転免許..英語ならDriving Permit とかDriving Licenseというものだが、これは全世界のそれぞれの国で国内法により定められているから、持っていなければ無免許運転か家にわすれてきたなら免許不携帯になる。まあ全世界でキビシイ。

一方でシャケンについてはどうだろう?私の訊いたのはアメリカ・オーストラリアなどの英語圏の友人たちだったが...日本で言うような車検はないとのこと。

Car inspectionが日本語の車検にあたる訳語だが「クルマの検査」になる。彼らの思考では自分の所有するクルマが故障すれば直せばよいし、また修理するかどうかも個人の自由だ...となる。個人の判断で決めることを法律で強制するとはけしからん...?という。

以上は修理についてだが「保険」などはさらに個人が自由意思で入るもの、という考えだから日本とはエライ違いである。

従ってアメリカでは妙な話...どんなクルマのどんな人間が加害者か...によって賠償や修理費が支払われるかどうかが決まる。これはある意味で恐怖だ。

日本は狭い国土に1億人が暮らしているのだから、事故に備えて「自賠責保険」の加入を運転条件として強制。さらに整備不良が原因で事故が起きないように念入りな検査(修理とは限らない)を定期的に義務付けているわけである。

まあ...そういえば極めてunderstandableな理由だ。

日本ではクルマの性能が飛躍的に向上して来た。私が若い頃の40年前と比べたら天地ほどの差がある。燃費の向上だけではない。故障や経年劣化の部品破損がグンと減ってきた。だからよほどのことでもない限り「クルマは燃料(ガソリンか軽油)さえ入れておけばイイ」という運転者が多い。

それは定期的な検査をきちっと受けているから+日本車の優秀性の2つのなせるワザであろう。

車検は新車購入なら1回目は3年。以後は2年ごとにおこなわれる。

覚悟はしていても「高いなぁ...」と誰もが思う。支払額は高い順にメーカーのクルマディラー→会社経営型の整備工場→カー用品販売店に併設された整備ピット→町の個人経営の整備工場→ガソリンスタンド内のピット...まだあるかな。

クルマに詳しく自分で整備してライトアングルの調整だけ業者に頼み車検場に持ち込む「ユーザー車検」もある。友人の一人はそれを実行している。

私も若い頃...そう高校生のときにバイトで買った原付バイクから始まって、中古のクルマを買っては自分で修理して来た。いや好きだからというよりは「おカネがない」ゆえの必死な作業だった。必要は発明の母...と言うがあれは本当だ。

その私から見ると、あまりにも多くの運転者がクルマの基本的な部分に気を使わないことに驚く....それはタイヤ・バッテリー・オイルの3つだ。

昔はクルマ自体の信頼性が低かったから長野や東北に長距離ドライブの前には必ず点検して必要なら自分で交換修理したものだったが、今なんてボンネットもあけずにガソリンだけ入れるひとがほとんどのようだ。

またこの3つを書き始めると長くなるから 本題に戻ろう。

ディーラーの整備は一番信頼できるけれど...一番高額になる。それは必要があるかどうかまだ大丈夫な部品パーツを何も言わないでいるとどんどん交換するからだ。お客がクレームをいれてきたら対処する場合がほとんど。

「念のために..」という魔法の言葉がある。個人経営の病院も同じ。

クルマが故障してはお困りになるでしょうから念のために...しましたということになる。

たとえば最近問題になっているのは「ワイパーブレードのゴム」と「エアコンフィルター」であるから要注意。クルマの車検証で適合するパーツをカー用品のオートバックスやイエローハットで買えば半額くらい。慣れてきてネットでAmazonから注文すると5分の1なんてこともあった。いくら「工賃値引き」「工賃無料」とかになっていても高すぎではないか。なんで1000円の部品が5000円になるんだろう。

そういうところで収益を上げることが具体的な会社の方針であったりするから仕方ないこともわかる。

それなら、顧客によって態度を変えたり同じ修理・整備をして金額をかえないでほしい。

繰り返しになるけれど。

タイヤの減り・適正な空気圧か?
バッテリーの状態:スターターは元気よくまわるか?
オイルの汚れ具合・オイルの量は?

この3つに気をつけていればまずクルマは気持ちよく+燃費よく走る。


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