進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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釣り....でも釣る
2024.10.06
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釣りの目的はサカナを釣ること。....でもそれだけかなぁ?
今風に言うなら こんなにコスパに合わないことはないと思う。つくづく思う。
「スーパーの鮮魚コーナーでサカナを買って帰れば」ことは済む....でもそんな経済的にスマートにはいかないのが人間の心だからね。
前夜にギリギリまで仕事をこなし、帰宅して急いで夕食・入浴。もちろん前もって釣りのしたくはしてあるが、私の場合は塾が仕事。一番早くて最終クラスの授業が終わるのは夜の10時である。曜日によっては11時になる。だから床に就くのは午前2時くらいが普通。
休みの日の前夜までに釣りの支度を整えてクルマに必要品を積み込んであった...としても釣りの日の睡眠時間は2時間だ。
釣りと言っても私の場合は「自分のフネで沖へ出て釣る」typeだから準備は2倍。
釣りの前に「船舶燃料は50:1になっているか・船外機エンジンの冷却系のつまりはないか・ドレンコックは閉めたか...・船体全体に異常はないか」など..あとは船舶操縦の免許は持ったか+船検証書はあるか」などであり洋上で海上保安庁の臨検にあった時に少しでも1点でも不備があれば数万円以上の罰金刑。最悪の場合は清水の海上保安部へフネごと曳航されて逮捕になる。
釣り自体については「竿・リール・エサ・コマセ」あとは最近のマストアイテムとして「GPS魚探・バッテリーの充電状況はどうか」くらいだろうか。
昔から「....2時間幸せになりたければ酒を飲め 1週間幸せになるなら結婚しろ 一生幸せでいたければ釣りを覚えろ」と言うそうだ。
釣りをしない人にはわからない。
釣り...Fishing それは到達点のない修行
その喜びは...ハゼ......その果てのブリでもカンパチでも同じだ。
ライオンは1匹の獲物を獲るのに全力を尽くす...と言うけれど。
それまでに得たすべての経験値+本能が下す「今だ!」という声+現実の今この瞬間の自分......それらが一つの点に重なる。
釣りとはそういうものだ。
たとえば今日の朝は「東の風3m...時々雨」だった。
実際は東の風6~7m 時々強雨
現場のアジ釣りポイントについた。でもかなり強いピッチング(フネの縦揺れ)の中での釣りとなる.......負けるものか!
魚探では深さ35mでブリ・カンパチの攻撃を避けたアジの群れは、ほとんど海底深度の35mの海底にはりついているのではと考えられた。
釣りとは「それまでに自分が体験したすべての状況」から考えて....今サカナはどうしようとしているのか...そのために自分は何をしたらよいのか....
それを瞬時に考え、そして実行できるかどうかを常に問う
それが釣りである。
ちょっとカッコイイことを言いすぎた。失礼