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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

安楽死.....

2024.07.14

人は誰でも安楽に死にたい。日本人ならなおのこと「人に迷惑をかけず」できれば「苦痛なく」死にたいと願うだろう。

昨今のメディアで言う安楽死はこの意味での安楽死ではない。それは命あるうちに自らの意志で死すること.....そのための医学的処置を願って苦痛なく死ぬことだ。

日本ではたとえ患者が苦痛に耐えられず担当医に何らかの医学的方法で死なせてほしいと依頼しても....国内法がそれを許さない。実行すればたとえ医師でも看護師でも殺人罪となる....患者の同意を得ていても同じだ。

ここには「死」に対する価値判断が強烈に働く。

人間が生きる権利を有するなら「死ぬ権利」もあるはずだ...と考える。或いは人の命は自分の意志であっても自由にはならない...自己の意志をも超えた価値あるものとする。

さらに宗教(この言葉は個人的に一番嫌いだ..)による人の命に対する考え方が大いに作用するからなおさら難しい。

キリスト教では「自殺は大罪」とされる。神の意志で人は生まれてくる。ゆえに病気或いは事故以外の理由で命を絶つことは神の御心に背くことに他ならないからだ。苦しくとも...限界の限界まで苦しんでも生きよ。神のみ言葉は残酷なまでに人を試す。

同じキリスト教国でも「自らの信仰によって救われる」と考えるプロテスタントの国では個人の考えと価値観を最優先にした立法が行われる。

例えばスイスだ。様々な法的手続きが正式に行われ、適法であると最終のチェックがなされると.....個人の意思を最優先にして「安楽死」が行われる。この段階では誰も殺人罪や嘱託殺人に問われることはない。

自己責任という言葉が広く認められる日本だ。
みなさんはどうお考えになるだろうか。

極めて難しい問題である。



死ぬとすべては「無」なのか...

Let us eat and drink , for tomorrow we may die.
大いに食べて飲もうよ...明日はこの世にいないかもしれないから。

その恐怖に駆られてはいないか


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