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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

何が愛情か

2024.03.08

男女の恋愛とは別の話をしたい。

「親子の愛」とは何だろう.....

いまさら何を?と言われるかもしれない。当然なことを言うな..とも。

それは父母から生まれたと言う生物学的な事実に根拠があるから、親からも...或いは子としても否定しがたい事実の上に成り立つ。

大体において日本語の「愛」という言葉の持つ意味はあまりにとらえどころがないくらい広い。その広さのゆえに「深い」ということかもしれない。

親子の...と言ってもその愛は、誤解を恐れず言うなら男女において本質的に違うと言う。

まず母の愛である。

母親は胎内にわが子を宿したその時から....だんだん大きくなるお腹の子にますます愛情を感じていく。その愛は他の何物にも代えがたいこれ以上がないくらい強い愛である。

父親は(自分もそうだからわかるが...)少なくとも母の持つ子への愛とはまったく違う。
子どもが生まれるまで.....出産の準備...何がいるんだろう?とか物質的というか、子供が生まれたらどう環境を整えようか?という努力しかできない。まあ、この段階で懸命の努力をする父親は良きパパとなる。

そして、生まれたわが子をその腕に抱いたときから...何もわからず育てていく段階を経て徐々に深くそして強くなって行くのが「父親の愛」である。

私も2人の男の子を育てたが....正直のところ、失敗の連続だった。大事なのは「失敗したなぁ...」と思えることではないだろうか。

まあイイ。

子どもがめでたく育って中学校に入ったくらいからが.....勝負である。

英語のように最重要....結論を先に!

言うなら。

troubleとか不穏な雰囲気になることを避けて(決して解決ではなく..)はいないか?
特に父親...あなただ。いなければ....お母さん...あなただ。

子ども、わが子は何より大事だ。

だから「子供と険悪になりたくない」と考えているのが普通だろう。でもその故に...その引き換えに一番大事な何かを後回しにしてないないだろうか。

それは....子供のためを思い、やがて来る近い将来を思って....うるさがられながら、敢えて言う親の言葉である。

正直言って、中学生以上になったわが子に「そうじゃないだろう」と言うのは今の時代勇気がいることだ。

相手の将来を思い....自分が今どう思われようと信じることを言う。

これこそが最上の愛と思う。

瞬間....また瞬間に自分がよく思われようとして言う言葉など。

何の摩擦もないだろうが、何の価値もない。

自分がどうあっても良いから....相手の幸福を願うのが真の愛だ。

それは.....ピエタの聖母マリアの愛。

ピエタの画像


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