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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

在日米軍

2023.11.06

みなさんがご存じのように日本は先の大戦である第二次世界大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)に敗戦。同盟国のドイツ・イタリアと共に敗戦国となった。

1945(昭和20)年の8月15日に終戦。実は天皇の勅命により戦闘停止して連合軍による武装解除を受けたのであった。

上陸して来た連合軍を日本側の呼称では「進駐軍」(Advancing Army)と呼んだ。どうして'Advancing Army'が「進駐軍」の日本語訳になるのか私にはわからないが、多分に当時の政策上の問題も考えての日本語訳だったと聞く。

やがて朝鮮戦争が勃発して日本本土から米軍が出動して半島において共産軍と戦闘状態に入った。進駐軍であった米軍は米本土まで損傷した兵器の修理を発注するより日本国内での修理ができないか...と考えた。

大平洋戦争の終戦からまだ5年とたっていない.....本土には「技術」が生き残っていた。
その空爆を堪え忍んだ日本の「技術」により朝鮮戦争の米軍損傷の艦艇・航空機・戦車は修理され釜山へ荷揚げされた。

半島から追い落とされそうになっていた米軍を支えた影の力は....Occupied Japanだったのだ。日本国内の米軍が朝鮮に派遣された。

朝鮮戦争がやがて中共軍の介入を経て膠着。朝鮮半島の北緯38°で停戦(終戦にあらず)となった。

やがて昭和27年(終戦後7年)で日本は「サンフランシスコ講和条約」を結び明治以来の植民地を放棄して平和日本、貿易立国の日本、アメリカ経済圏+米軍駐在容認の日本となった。

日米安全保障条約(安保)の締結により、それまでの「進駐軍」は「在日米軍」となった。

歴史を学中高生だけでなく、社会人のほとんどがこの事実を知らないのではないか。

でも、これがアメリカという外国軍事力を国内に存在せしめる「法的根拠」である。

米軍によれば...日本はアジア・太平洋における共産主義を防ぐ防波堤であり「不沈空母」である..とされる。

そこに住む我々の意図や希望とはまったく関係なくである。

それを否定するなら....憲法を改正して自衛隊を国軍に昇格し、米軍は国内から出て行ってもらうことしかない。

この当然の論拠は凄まじい反論と反対を巻き起こして今の日本が持つかどうかわからない。

米軍の在日する論拠を否定するなら、それ以上のそうなった時の法的整備と実際の国防を具体的に計画しなくてはならないだろう。

自分と家族だけの安定+平和+繁栄...では日本はやがて崩壊する。





戦艦ミズーリ号での降伏調印式。江戸末期のペリーの旗艦が停泊した位置だ。


戦後70年】「スチューピッド」とバカにされながらも築いた友情 ...の画像
進駐軍が有楽町をパレード 米独立記念日祝い[23023004760]の写真 ...の画像





この歴史の延長上に今の日本がある。悲しいが....それを考えないと今後の日本の進むべき道を見失うのではないだろうか。

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