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アメリカ人はなぜガムを噛んでいるか?

2023.06.30

私は子供のころ初めて見た外国人はアメリカのGI(もう進駐軍ではなく在日米軍だった)かキリスト教の宣教師だった。いまでも覚えているのはアメリカの兵隊がいつもガムを噛んでいたことだ。覚えたての英語で制服のポケットの中を見せて欲しいと言ったことがあった。見ると「たくさんのガムとタバコ」だった。もうchocolateはくれなかった。

その後彼らの家族も「クチャ...クチャ」といつもガムを噛んでいることに気が付いた。特に外出している時には歩きながらも、駅で電車を待つときも。同じ外国人でも...英語ではない言葉の西洋人はガムを噛んでいなかった。

まだ小学校へ入学前の私がなかば驚いてAmericansが楽しそうにガムを噛んで騒いでいるのを見ていた時のことだ。何故か視線を何度も感じたことがある。

それはround-collarの黒くて長い司祭服を着た宣教師だった。眉をひそめて心配そうに私の顔をじっーと見ていたっけ....うわぁ!イエズス会か!私は逃げた。

というのも、当時私は東京の三鷹に生まれ住んでいて今のICU(国際基督教大学)の近くが自宅だったから調布基地のGIや練馬グラントハイツの空軍の家族...米軍基地内の教会にはキリスト教各派の宣教師・牧師がいて日常的によく出会ったのだった。

ではなぜ「ガム」なのか?

その前に米軍の福利厚生が全世界に展開するアメリカ軍の将兵とその扶養する家族に及ぶことをご存じだろうか。これはアメリカ軍に軍籍があれば...全治療費は無料であり家族の病気が日本国内の基地の病院での治療が難しければ、横田基地からB-52の輸送機で米本土の病院へ搬送して入院となる。これらもすべて無料。

ところが軍籍のある父親の扶養からはずれ成人した子供、また民間人であるアメリカ人は日本のような健康保険(国保・社保)はない。

本当に驚いたが、会社や教職員組合の保険に加入しているか、さもなければ「自費で入る生命保険の通院プラン」がなければ、すべて完全に自費治療となるのだ。

だから、アメリカ人は病気にならないように気をつける。特に「歯科」は治療が始まると痛いし、長い期間通わなければならないから本当に虫歯を怖がる。

余談になるがアメリカ映画の西部劇に出てくるドク・ホリディも確か「もと歯科医」だった....

大人になって知り合ったAmericanも夜寝る前には絶対に「歯磨き」をしていた。日中自宅や学校にいても食事の後には必ず歯を磨いていた。

これには個人差もあるだろうが、アメリカの子どものしつけの3つは「トイレの使い方」「起きた後のベッドメイキング」「正しい歯磨き」だ。

個人的に大磯のエリザベスサンダースホーム出身の友人がいるけれど、ホームの出身者はみな虫歯など一本もなかったと聞いた。それはホームの創設者の澤田美喜さんのご主人は外交官だったこともあり、初めからアメリカ式の生活になっていて「食事の後の歯磨き」を徹底していたからだろうと思う。

ちなみにAmericansの噛んでいるガムは、あまり糖度がなく長い時間噛んでいられる製品のようだった。確かspellingは忘れたが「デンティーン」という名のガムが基地内のPXでよく売っていたことを覚えている。

小学生のころよくガムを噛んでいる私を見て、父や伯父が不機嫌になって「アメリカ人みたいなことはやめろ!」と叱られたなぁ....

理由もわからず叱られるのにも歴史が関係していたらしい。

今の時代PCの検索で過去を捜せる。確かこれだったかな。Camp ZamaのPXにて。

昔の米軍基地内の売店はPXだったけれど今はcommissary(米音でカミサリー)と呼ばれる軍用の巨大な購買施設があるりPXと別の場所で並存している。利用できるのは米軍関係者のみ。私もtemporary-pass をもらった時だけ友人のMarineと利用した。

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