進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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アジがクーラーボックスいっぱい...
2023.06.04
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季節外れで気の早い台風が梅雨前線を刺激して昨日の土曜日まで豪雨。海に出たい人は週末はいつも天気予報を気にしている...今日の午前中はチャンスだった。
台風が去り天候は急速に回復。雨もあがり淡島沖は微風で波も穏やかだ!
これはもう行くしかない。
前日の深夜まで急いで釣りのしたくをする....普通はこれでよい。でも自分の釣りは自分のフネで出港して沖のポイントへ向かうのだから、フネのしたくもある。
1. 船舶操縦免許は持ったか・・・・・海上保安庁は容赦ない。陸の警察よりキビシイ。
2. 燃料は満タン+予備分あるか・・・スタンドで購入し出向前に給油しておく。
3. 船検証書・船検手帳は積んだか・・クルマで言う車検証。臨検時になければ大変。
4. エンジン船外機の整備状況・・・・海上にJAFはない。漂流は悲惨だ....
その他は「電動リールのコードはもったか?」「バッテリーの充電状態は?」とかきりがない。マリーナのメンバーはこれらのことを当然のこととしてやっている。
さて、今日の海はどうだったか....
まず出港時に台風の名残のウネリがあった。これは毎回の台風のたびに思うが遥か洋上の台風が作る大波の「なれの果て」が「ウネリ」である。海に関係が薄い方には理解が難しいだろうと思うが....波のように規則的に打ち寄せるのではなく...海面そのものが上下する感じ。私は昔から「ウネリは海の呼吸に似ているな...」と思っている。
台風+大雨のあとは海上も普段とは違う。
まず「濁っている」のは当然だ。海水の透明度は急速に落ちる。沖縄かHawaiiのようだった淡島周囲の海は東京湾と同じくらいになる。この状態を「濁り潮」と海事関係者は言う。濁り潮の時には釣れる魚種と釣れなくなる魚種がある....
あまり伊豆ではpopularではないサカナに「イシモチ」がある(いる)。砂または砂泥底を好んで生息するサカナで新鮮なものを塩焼きにしておろし大根でいただくのが最上。
韓国の釜山(プサン)でイシモチの塩焼きlunchを体験したことがあった。誰も言わず紹介もしないが....美味この上ない。
余談が過ぎて失礼。
....というわけで台風のウネリが残るので大瀬崎近くまでの遠征はあきらめた。片道20分の淡島限定でアジを釣ろう...とmade up my mind.
淡島周囲のポイントを魚探(魚群探知機)で探る....水深20m付近の魚群がいつもながら見える。これはアオアジの群れだ。細長く魚体がblueのアジ。三枚におろしても「赤身」ばかり。刺身には不向きだ。アジフライなら最高に美味しいアジ。
水深35mで30mくらいに別のアジの群れが見える....
アジ釣りの定説...公式では「海底から5m上」にアジは遊泳する。まあ....そうだな....体験上50%くらいはそうかも。
潮の具合とか「ベイト」(エサになるプランクトン・他魚の幼生)がどこにいるかでもアジが瞬間に就餌する水深が決まる。
......そう考えて仕掛けを送り込んでも.....釣れない。
自分が考えること+過去のデータ
釣り人(人間)が入り込めるのはここまでだろう。数学の公式じゃないんだからvariable
でいいんじゃない....
Fish finder(魚探)を見る+GPSを見る(過去にここで釣れたのか?)+.....?
あとは「腕と運」だろうか?....数値化できない。
釣りは絶対に数値化できない......
だからこそ面白いのではないかな。
今日は「西川式」でやってみた。
釣果は....アジ・アオアジ・サバ・イワシ....の混成部隊
102匹。