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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

子どもの日

2023.05.05

いや これは「端午の節句」だろう。

自分はこういう分野はあまり調べたりしない...と言うよりも、人それぞれの感じ方が大事だと思うからだ。

男の子が刻苦精励して世の荒波を乗り越えて行く姿を鯉のぼりは表している。最近では訪日来日する英語を理解する外国人のために英語で説明されているが、それによると' Carp-streamer 'と記されている。これは単に鯉が淡水魚の中でも力強いからだろうか?

昔...小学校の低学年のころに聞いた古い「鯉のぼり」の歌を思いだす。ところどころの歌詞を鮮明に覚えているのだが、こういう部分があった。

♫.....百瀬の滝をのぼりなば たちまち竜になりぬべき...わが身に似よや 男子(おのこご)と.....高く泳ぐや 鯉のぼり♫

鯉が川を溯上することは昔から知られているが「百瀬(100)の滝を上るなら 鯉は竜になる」と言う伝承がこの歌には込められているのだ。

文語体の歌詞であるから低学年のうちは理解できなかったが、国語の力が付くにつれてだんだん歌の意味が分かるようになったから嬉しかったことを思い出す。

中学校の時に学校の先生が「あの歌は立身出世だけが最高だ...という意味の歌だから困るんだ」と言ったことも私は昨日のことのように鮮明に覚えている。いわゆる「日教組」で赤旗を振っていた先生だった。

♫......橘(たちばな:みかんの古い言い方)香る朝風に 高く泳ぐは 鯉のぼり ♫

なんとも見事な歌詞ではないか。私は15の歳から伊豆に住んでいるからわかる。伊豆では今頃から、みかん畠の「ミカンの花」が咲き始める。その香りは英語では'Citrus'(シトラス)という言葉になるが非常に官能的な香りである。

毎年の今日...この日に私はこんなことを考えている。

この歌詞を作った作詞者と北海道の札幌農学校を指導したクラーク博士とは言語が違っても同じ理想と夢を日本人....日本男児に託したのではないだろうか。






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