進学セミナー西川塾　城星教室 / 十足教室　　　　 | 日記 | Revolution of the sea

海が荒れる....フネが出せない。

マリーナマスターはいつも「海の状態...波と風が今日はどうか？」に細心の注意を払っている。マスターがダメと言ったら絶対にフネは出せない。今...この時の海が大丈夫と思っても。マリーナマスター.....公的には「港長」はそのくらい出艇には権限を持っている。

海は生き物だ。常に変化して常態がない......その瞬間が常態と言えるだろう。

台風は凄まじい波と風・雨によって海をかき回す。特に大きな河川の狩野川は駿河湾に多量の雨水と上流からの栄養（プランクトンの）をもたらす。

台風一過の海は本当にRevolution of the sea....海の革命だ。

高波・大波＋雨....が作用するのだろうが、海の状況はガラッと変わるのだから驚く。

まず、釣れるサカナがかわる......

それまで上層15ｍまでで釣れていたイワシがソーダガツオになったり...その逆も。

水深25ｍでhitしていたアジに....ガツンと大物がhitし始めるのもこのころだ。

深まる秋に備えてだろうか、カンパチの少し小さい「ショゴ」60ｃｍくらい、或いはブリの少し前の70~8０㎝の「ワラサ」がアジの生餌にガンガン来る。

釣り上げられるかどうかは、予想して準備してあるか.......かかった後の釣り人の技量と心だろう.....

親父は釣りの基本...それも関東地方の半世紀前を伝えてくれたが、それ以降は未知数だったのだろう。





PS：ハゼ釣りの一匹目は釣り人のその後を決める。