進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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釣りの準備
2022.09.09
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何事も楽しいことのための準備は本当に心が躍る。子供の頃の遠足の前日、家族旅行の準備の夜の嬉しさと言ったらない。
釣りも同じ。大人になってこの年になっても釣りの準備をしていると楽しくてたまらない。この趣味を与えてくれた父に感謝。
釣りと言っても様々な釣りがあるが、私がたどり着いたのは沖に出て釣るフネの釣り。それも乗合船や遊漁船にお客として乗るのではなく、自分所有のフネに乗り自分で釣りたい場所に移動して釣る「ボートフィシング」だ。
フネの簡単な点検整備は前回の釣りの終わりに「船体の真水洗浄・船外機の塩抜き・燃料の給油」までは必ずやっておく。あとは自宅を出るまでの道具の準備になる。
これは出発が概ね午前2:00くらいなので前日のうちに「竿・リール・クーラーボックス」の3大itemを中心にその日に狙うサカナによって細部を選んで持って行く。
エサとしては主に狙うのがアジなので「アミエビの冷凍ブロック」とサビキ仕掛けの各種。その日の潮の透明度や波によってあたるサビキは変化する。あと、少し深場の40m位のところにはイサキがいるので「天秤長ハリス仕掛け」と付けエサに「オキアミ」が必要になる。
オキアミも尻尾(実は尾びれ)を切ってハリに着けないと水中でくるくる回ってしまい不自然さを感じてサカナは食わないから注意だ。
あと、だんだん秋が深まってくるとかかったアジにカンパチやブリが飛びつくようになる。アジ専用の3号ハリスでは瞬時に引きちぎられてしまう。アジ釣りのポイントでひとたび大物がかかって仕掛けを切られたら即座に「5号太ハリス」にかえること。あとはリールのドラグを緩めて時間をかけてやり取りするのみ。
他には夏場は特にクーラーボックスに入れる氷を多めに。保冷剤も入れよう。沖に出て熱中症になる危険があるので飲み物を冷やして、これもお茶よりスポーツドリンクのような飲料がいいだろう。
日焼け止めクリーム・紫外線除けのサングラス・かゆみ止め・タオル・T-shirtの着替えなどだろうか。
海外旅行と同じで回数を重ねるとだんだん不要なものを省き、本当に必要なものだけに絞られてくる。フネの上は狭いからじっくり選択しよう。
意外な忘れ物は体験上....魚探や電動リールのコードを忘れたことがあった。沖で地団太踏んでももう遅い。バッテリーを充電して自宅玄関に置き忘れたことも....
ライフベストや船舶操縦免許を忘れたまま沖へ出たら海上保安庁の巡視艇に検挙される。
さあ。準備して出かけよう。