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教育実習...て?

2022.08.31

一般の方にはわかりづらいと思う制度に「教育実習」がある。

大学の過程で、将来教員になりたいという希望を持つ学生は本来の自分が選択した専攻のほかに「教職課程」を学ばなければならない。

いま手元に資料ないのだが、本来の大学卒業のための必要単位のほかに教職科目として25単位の合格が必要になる。

前回までのブログをご覧になった方にはもうお分かりと思うが、大学生は1・2年の一般教養科目のあと3・4年で専攻科目をこなしながら卒業論文の準備をする。

将来において教職に就きたいと希望する学生は大学在学中に「教職課程」を選択して本来の専攻科目のほかに25単位の教職科目のリポートを書き、終了試験に合格しなくてはならない。

極めつけは...「教育実習」だ。

実際に中学や高校で授業し、部活指導...さらにクラス担任までを任される現場での実習がある。学校内では他の教員から「~先生」と呼ばれてドギマギする。生徒たちは嬉しそうに「~先生!」と呼んでくれる。「アッ...ひょっとして自分は先生なの?」と実感する。

大学生の場合は良いが、社会人学生の場合は本当に大変だ。

自分よりずっと年下の指導教官には逆らえず、クラスの生徒たちは自分の子供と同じ年齢だもの....

もしあなたが大学卒業間際のfresh-man としよう。

私のたどってきた実際の最前線はどうだったか...

大学の指導では「現地の指導教官には絶対に逆らってはならない」

そう思いながら一番最後の「研究授業」のお知らせを学校長と教頭先生宛に、他科の先生方全員にコピーを頭を下げながら出席してくれるようお願いする。

先生方は自分の授業を自習にして西川の研究授業に駆けつけてくださった。

若かりし私は、他科の先生方の姿を見た瞬間「ここからは自分の将来・未来ではない
」と感じた。ここまで来られたのは奇跡だ。到底自分の努力だけでは不可能だったろう。東京麻布にあるご先祖のお墓参りの時と同じ感慨が胸いっぱいに広がった。

教職課程を経ない他科の学生がこの喜びを感じられないことを残念に思う。

しかし同じ大学の卒業の喜びは同じだ。

4年間にどれだけ悔しくタマラナイ出来事があっただろう.....

皇居外堀の桜の満開はすべてを包み込んであの時の私たちの未来を祝福していた。

MKタクシー on Twitter: "「卒業式で卒業生が桜が見られるように ...





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