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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

もう夏なの?

2022.06.26

昨日は伊東で35℃、毎年の最高気温で有名な埼玉県の熊谷で40℃.....申し訳ございませんどうなっているんだろう。気象庁の梅雨明け宣言はまだのはずなのに。

今日も伊豆半島は快晴で午前9時で28℃もうじき30℃を超えるゾ!

大体において「梅雨明け」ってなんだ?

中学の理科教科書によれば「太平洋高気圧の力が強くなり梅雨前線を日本列島より北に押し上げて夏になる」こと...とある。例年では7月の上旬~中旬。

このままではまだ6月なのに「実質上の梅雨明けです」なんてことにならないとも限らない。温暖化の具体化がさらに加速しているんだろうか。

私が小学生だった頃の夏は「昭和の夏」だった。

暑いのは当たり前。誰もが平等に暑かった。

エアコン(当時は何故かクーラーと言った)なんて一般家庭にはまだなかった。大きな銀行とデパートが唯一の涼しい場所だったことを覚えている。

家にクーラーがあるのは大企業の社長さんとかお医者さんの家だけだった。

そんな時に、戦時中三菱商事のチンタオ支店勤務だったもと軍属の伯父が祖父の家に三菱で開発したばかりのクーラーをメーカーのメカニックを連れて取り付けに来た。

伯父は商業の学歴だったが戦後自学で電気関係の勉強をして三菱商事から三菱電機に移行した。努力の人だ。

当時の製品は「室内機と室外機」が一体化してものすごい重量だった。これを一人が支えている間にもう一人が寸法で切った壁に取り付ける....「はやく取り付けろ!」と重さに耐えかねた伯父がどなる...見ているほうがつらくなる地獄のようなsceneだ。

やっと設置工事が終わりクーラーのスイッチを入れる(?)という連絡が祖母からあり近くに住む叔母一家と祖父の家に行った。

「クーラーと言うものはひどく電気を食うものだ」

この伯父の一言で祖母はその使用時間を決めた....

ご飯を食べたあとの午後1時~4時。

「冷えた空気は比重が重いから床付近が涼しい」

またしても伯父の助言で全員が空襲の時のように床に伏せる....

ああ....皆何も言わない...イヤ言えないくらいの無上の快適さだった!
極楽とはこのことか?

「暑さをしのいで皆で昼寝していた」その間中....クーラーは「グォン...グォン」と大きな音を立てていた。今にして思えばあれはコンプレッサーの作動音だったな。

グォン...グォン...maybe noisy but

でもそれは祖父が与えてくれた子どもと孫への愛情の証(あかし)の音だったと思う。



室外機がないんだから驚く。

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