進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
-
海はいい....
2022.05.11
-
海はいい....文句なしにいい。
写真は先日自分のフネ(誤解なきように漁船です)で駿河湾を航行中の時のもの。水平線の左手に見えるのは大瀬崎。ここから先は同じ駿河湾でも外洋の潮と波になる。たしか、この岬の近くにサンゴ礁があり、日本のサンゴ礁の北限と言われていると何かの本で読んだことがある。
....水温が高く水質も抜群でなければサンゴ礁は存在しない。この付近は御前崎から黒潮が枝分かれして真冬でも流れ込んでいる。ちなみにサンゴ礁の東の果て(東限)は千葉県の館山湾沖である。だから館山~富浦の海岸はハワイのようにivoryなのか...
海が好きか。海がその人にどんな意味を持つか。
それは大体において幼少期の想い出にさかのぼるだろう。私の子供の頃の楽しい思い出はすべてが父に連れられて行った「海」だ。
すごい時には学校が終わった土曜日(当時は土曜日の授業は午前中)と日曜日の両方とも海に行っていたからなぁ....
当時は東京に住んでいたから近い海は三浦半島の横須賀~城ヶ島。少し行って西湘海岸。
目的は極めて具体的「釣り!」
それも父のやったのはもっぱら「投げ釣り」と言って、飛距離が出る長い頑丈なロッドに大きなスピニングリールをつけて全力で水平線めがけて投げる釣りだった。
当時はまだサカナが多かったのか、スレていなかったのか...実によく釣れた。
釣れたのは行った先で違ったが「シロギス・イシモチ・カレイ・アイナメ・カサゴ・たまにヒラメ」だった。釣れすぎてご近所に配るほどだったから懐かしい。
明け方の久里浜...東京湾の千葉県側から昇る朝日の美しさ。鎌倉の材木座海岸で見た伊豆の彼方に沈む夕日の雄大さ。
どれもが幼稚園から小学生の頃に釣りに行った懐かしい光景のひとつひとつだ。
よく暮れなずむ西湘で言葉もなく若者たちが海をじっと見つめているが..その気持ちは自分にはよくわかる。
海とはそういうものだ....
