進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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恥を知れ
2022.04.11
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恥を知れ....ついに自民党の河野太郎大臣が事実の隠蔽や責任の転嫁を行う在日ロシア大使館のホームページに投稿した。
投稿は英語だった Shame on you !(恥を知れ)は高尚にして最大限の罵りの言葉だ。
下品な Fuck you...とは格が違う。
河野大臣の怒髪天を突いたのはロシア軍の蛮行だけではなく、他国にあって本国を代表する大使館の許しがたい日本国内での情報攪乱行為についてである。あれがウソでなくて何だろう。
僭越ながら私個人も同じ思いだ。
今の日本には「自分を守るために個人意見を言わない」という極めて不自然にして窮屈な対社会的態度が大人だ...なんていう狂った常識が常識として根付き始めている。
現在の駐日ロシア大使はガルージン(Mikhail Galuzin)大使だ。Jan.28.2018.~
大使はロシア軍がウクライナに侵攻するか否か..2月中旬だったか日本のTV局に招かれ発言している。
「ロシアは戦争を望んでなどいません。軍事演習のためその地域に集まっているのです。あなた方はアメリカ側が流すnewsや情報ばかり正しいと信じているようですがそれは間違いです。アメリカの軍事衛星が撮影した写真で複雑な国際関係を判断するのですか?あなた方の判断はあまりにアメリカ側ではないですか?我が国は平和を常に望んでいるのです........」
大使は日本語でこれを話したから驚いた...
どこでここまでの正確な日本語を学んだのだろう...近頃の日本の大学生並みかそれ以上のレベルだ。発音と文法の正しさ...豊富なvocabulary。旧日本陸軍の中野学校を想起させるものがあったのは私だけだろうか。
数日してガルージン大使の発言はすべて覆った。
ロシア軍はウクライナに侵攻した.....かつてのドイツ軍ポーランド侵攻と同じように。
そこで行われている蛮行についてここで述べるのはやめよう。77年前にソ連軍が満州・中国・朝鮮・樺太で在留する日本人にやったことと同じことをウクライナの民間人にやっているのである。殺人・略奪・強姦....おぞましい地獄を実行している。
これこそ河野大臣の言う...「恥を知れ」という言葉は意味を持つ。
教養も知性も歴史もない相手に..Shame on you.とは言えない。
歴史は繰り返すと言う。
しかし、どこかで勇断をもって終わりにしないければ。
警察・国軍の保護のない非武装の民間人は「生贄の子羊」ではない。
日本がかつて満州・中国・朝鮮・樺太で払った犠牲は誰が知らなくともそれで充分である。
ウクライナで同じ狂気の犠牲がこれ以上でないことを心から祈る。