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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

こんな時だから大学へ

2022.03.21

先回は大学と専門学校の意味の違いについてのブログだったが、何と一年分に近いアクセス数で驚いた。大した名文でもなく思いのままに書き綴ったの本当に感謝。

皆さんは「なーに 大学へ行ったって大したことはないよ」と言う本人が大卒であることに気が付いていないだろか。行かなかった..何かの事情で行けなかった人間は決していわない言葉である。

自分を卑下しているのか...大卒が職場や身の回りで増えると困るのか...大卒でない人間を小ばかにした発言ですらある。

私は周囲からあきれられているが、吉田松陰が好きだ。いまだにその言葉に感銘を受け松陰先生と呼びたい。私淑しているといってもいい。

「人は皆 この世に何らかの役割を持って生まれてくる。人と生まれたならば志を立てよう。志を遂げるには学問が必要だ...さあ一緒に勉強しよう」

松陰先生の名言は数多いが「学問する」ことの意味についてこれほど明確に語った言葉はない。

専門学校は技術・資格のために必要だ。その取得に全力を尽くす。

大学は4年間をかけて広く深く学ぶ。それは何かの判断を下すときに様々な角度から..多くの価値観を理解しつつより良い判断ができるように訓練をするということだと私は思う。

だから塾生たちには「将来できることなら大学までは行きなさい。今では奨学金も借りられるし、アルバイトしながら大学へ通っている学生が当たり前だ。家が経済的に苦しいのはわかるがそれだけを理由に進路を決めないこと」と言っている。

何をするにも一番大事なことは「熱意」だ。まだまだ日本は親がいなくなってから先も楽に暮らせるほど豊かではないはず。

中学の勉強に耐えらえないようでは人生は真っ暗だ。でもひと踏ん張りして高校でまじめに勉強すれば可能性はグンと広がる。高校へ行くなという家庭はないだろう。

あとは自分の熱意と努力で進学はできる。

ちなみに、アメリカではハイスクール(中学+高校)に入ってすぐから新聞配達やpizzaの配達などのアルバイトをして大学進学の入学金・学費・生活費を貯蓄しているのがあたりまえだ。プール付きの豪邸に住んでいてもだ。

部活と好きなことしかしない日本の中学・高校生とはエライ違いだ。

ハイスクールを出ても自宅にいれば周囲からヘンな目で見られる。親も18になった我が子をもう扶養しないのが普通。いわば18歳が実質的な成人で親の義務はそこまで。

だからあんなに..極楽とんぼで身勝手に見えるAmericanは18歳で「軍に入隊」または「大学へ進学」の道を真面目に選択する。

彼らは親に学費や生活費を払ってもらおうなどと決して考えていない。日本人は甘いのではないか...ずいぶんアメリカ人の友人たちに言われてきた。

アメリカ人の親は親で、定年後あるいは在職中に社会人学生となって母校や他の大学で勉強している人が多いのには驚かされる。中には指導にあたる教員よりずっと年配のばあいもあり、若い学生たちにはない社会経験が説得力あるものとして学内でとても大事にされている。

日本も経済政治ばかりでなく、この方面もまたアメリカに学ぶところがあるように思う。

国内資源に乏しく人材しかない日本が勉強せず学問をわすれたらどうなるのか。

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