進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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Godfather
2021.12.07
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久しぶりの投稿。今までデスクトップのパソコンからしか塾ブログに書き込みをしていなかったけれど、理数系の次男のサポートでスマホからの投稿が可能になった。やはり私も歳だし、しかもバリバリの文系出身だからしかたないのか。
今回は日本人のわたしたちに理解が困難な分野の一部についての気になった話をひとつ。私もAmazon primeに入っていて洋画を本当によく見るのだが、その中で日本の歴史にも出て来ない分野の用語には本当に困る。翻訳が間違っていると言うのではない。正確な訳語がないのだ。例えばかなり昔の名作「ゴッドファーザー」はどうだろう?
あれば直訳して「神父」ではない。
キリスト教では信徒になるときに教会の洗礼式を受けるのだが、その時その志願者に信徒として進行上または人生の悩みをサポートするために教会が定めたシステムがゴッドファーザーあるいはゴッドマザーなのだ。いわば血縁的な両親ではなく信仰の厚い信徒の中から選ばれるspiritual parentである。
この辺が本当に説明が難しい。私は日本人でありながらキリスト者であるのでお寺にこのような制度があるのかどうか残念ながら知り得ない。
次に西洋人(これは古い表現だがが)には名前が3つあることをご存知だろうか?
例えばイギリス🇬🇧人の名前には通常3つある。まず生まれて教会の洗礼でつけられるクリスチャンネーム。両親が役所に届け出る名前。先祖と家を表す苗字。
日本人で英国教会とカトリックの信徒は洗礼名を持っているのでやはり3つの名がある。
この洗礼名をつけるのがGodfatherなのだ。