進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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関東北のハズレ
2021.08.11
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母が倒れてもう5カ月になる。完全にベッドと車椅子の生活だ。
叔母を栃木県の宇都宮までクルマで送った。母の退院後自宅での介護を1か月間手伝ってもらった。介護というものがこれほど大変だとは思ってもみなかった。24時間一瞬の目も離せない....当然仕事も自分の用事も一切が出来なくなる。
だから叔母に母をお願いしている数時間に家の用事、自分の急用が出来るのは本当にありがたかった。今回のことでわかったが、家族の介護と言うのは誰かがガンバッタところでどうにもなるものではないと言うことだった。
今日からはキホン「私」が宿泊・常駐の介護をする。家内と妹は週1日のペースで。
全員がfull-timeの仕事を持っているから、毎週briefingで介護の予定を話しあい無理のない範囲で決めていく。これしかないと思う。
叔母は1ヵ月の母の介護できっと疲れたと思う...叔母さんごめんね。
伊東から宇都宮はかつては「東名→首都高→(大宮JCTから)東北自動車道」で東京通過するから大変だった。
今は「圏央道」ができていて本当によかった。
小田原からは2ルートある。小田原厚木道路で厚木まで行って→圏央道に入る→東北道
もう一つは西湘バイパスで平塚まで行き→南湘南バイパス→厚木で圏央道→東北道
どちらも東京の渋滞を全部避けて東北道の久喜I.C.に圏央道が接続しているからありがたい。ちなみにいままでの「伊東~宇都宮」のルートは....
伊東~小田原厚木道路→東名→首都高(大宮まで)→東北自動車道→宇都宮だった。
ドライバーならわかるだろう....首都高で東京を通過するのがどれほど神経が磨り減り疲れるか。覆面パトカーと各種の自動速度取締り装置におびえ、渋滞にイライラしながら東北自動車道とのjoint-point..大宮JCT.に辿りつくとホッとしたものだ....
圏央道は八王子(より具体的には「鶴ヶ島JCT」)で中央高速と接続されている。
狭山や入間...もう50年も前に私が住んでいた懐かしい地名を通り過ぎながらcompassで書いたようにえん曲しながら東へ進む。
武蔵野の面影を残す「田畑と低い丘陵」が続く...埼玉県南部。
小6から中2までの3年間を過ごした縄文時代のままの原生林。武蔵野と呼ばれる限りなく美しい広葉樹林帯。
これが原始のままの関東平野の状態だが、ここに奈良時代から人の手が加わると「田畑・低い丘陵の林」となる。
風景のimageがこんな感じで関東平野の北のハズレまで続く.....ここまで幾何学的に田植をするのは日本だけだそうだ。
これは私が小学生時代にみた半世紀以上前の景色そのもの。歴史と文化・伝統は繰り返されるのだろうか?
米軍の横田基地からの放送で元気よく言う' Kanto plain(関東平野)はココだ。米軍は行政区画ではなく、地形で区別される範囲で作戦し天気を予報する。
宇都宮では叔母を自宅へ送るまで私の務めだ。