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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

トビウオの飛ぶ海

2021.05.18

トビウオトビウオを「アゴ」と呼ぶ地方がある。



とびうお  側面から見るとこんな形をしている。


Face Bookのほうでも投稿したのでご覧になった方もいると思い...失礼ながら。

先日5月15日の釣りは誠に悲惨な釣果だった。あの5.15事件の日に釣りに行ったからだろうか。海軍将校さん、伯父上スミマセン。

中学時代からの友人Y君を乗せての出港だった。当日の予定は「まずN浦沖のイサキポイント、次にK料でキアジ..時間があれば淡島周りに行ってみよう」だった。

奥駿河湾をスロットル全開で気持ち良く渡った.....N浦沖を見るとなんと10隻くらいの漁船団がいるではないか!みなお客を乗せての遊漁船だ。20mくらいの間隔をあけて仲良く釣っている。「ニシカワ君、あれやばくない?」とY君からの意見具申...無理して漁船の間に入れば必ずtroubleになるだろう。

仕方ないから、直接アジポイントのK料へ。

ここへ行く途中の海域だった。時間はまだ午前6時前。

「シュッパ! シュッパ!」と前方の海面からこちらのエンジン音に驚いたトビウオが飛びだして行く。

この瞬間が嬉しい。毎年、梅雨時の淡島と江の浦の中間点あたりの海で初のトビウオに遭遇するのだが、今年は1カ月早いし場所もずいぶん南にズレているではないか。

トビウオは黒潮に乗って回遊してくるサカナで伊豆では八丈島のトビウオ漁が有名。身は淡泊でしまっていて美味。鮮度のよいものは刺身が最高に美味しい。

大きなヒレを外すとなんだか「ボラ」に似ていると個人的に思う。ボラに飛翔のために発達したムナビレ・ハラビレ・オビレを付けたのが「トビウオ」とも考えられる。

...いやいや、これは突拍子もない考えではない。

あの「タチウオ」と「サバ」が祖先を同じくするサカナだという事実をご存じだろうか?

その昔...あの広い海で「あるサカナ」は選択を迫られた。

「浅い海面を水平に泳いでエサを獲る」か「深い海を垂直に海面まで上下に泳いでエサを獲る」ほうがよいか。

前者(前魚?)はサバに、後者はタチウオになって今に至る。

私は何より釣りが好きだからこの「サバとタチウオの共通先祖のサカナ」を見てみたい。

閉話休題。

トビウオだが、webで調べたところ興味深い事実がさらにわかった。

飛翔距離は平均して100~200m。大型のトビウオは600mも飛ぶ。
飛行高度は海面から1~2m。
飛行速度は時速60㎞に達する。

どうりでフルスロットルでエンジンも焼けよと言わぬばかりに追いかけても、追いつかないわけだ。自艇は26ノットが最高速だもの。

でも..この歳で夢中に...本当に心から夢中になれるものがあってよかったと感謝である。

コスパも駆け引きも利潤追求もなく、ひたすらアジを追いかける..そんな人生の一面もあってよいのではないかと思う。

限りある人生なのに「ルング・バンデリング」(独)だけは御免だ。


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