進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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できるようになりたい!
2021.04.30
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塾に入って来る子たちは皆等しくこの思いをいだいている。その気持ちは痛いほどわかる。成績が上がらないともう自分の居場所がない...そう思い込んでいる生徒も多い。
失礼ながら、私くらいの歳になるとどうでもよくなる。
いや、それはどうなろうと構わない...とうのではない。
人間自分が全力で取り組んだなら、それが自分に与えられたその時点での評価なのだからそれを受け取るのが当然だろうと思うからだ。
実はここで人間は峻別される。
思うような点数・成績でなかったことを不本意に思い様々な理由や他例を持ち出して、問題があるのは自分ではなく評価する側にあると申し立てるか....
すべては自分の不勉強と身の至らなさだと考えて反省するか...
親子して前例のように言い立てる....言わないまでもそう考えるなら到底学力はつかない。他人・社会を恨んで終わるのか?
勉強はそんなものではない。
冷静に自分の弱点と失敗を見つめて、一つずつそれをつぶして行く。それを実行する勇気があるかどうか?にすべてはかかっている。
極論を言えば他に勝つ...のではない。
自分に勝つこと。最大の敵は自分のなかにある。
周囲の点数や成績・順位ばかりが気になり一喜一憂するようでは可能性はない。
そんな勉強ならやめてしまったほうがいい!
周囲を気にさせる指導は必要悪であり、下の下である。
一番大事なのは自分ではないのか。
生徒・学生は全力で勉強するのが当たり前だ。
勉強することを何より尊いと親子・家庭全体で考えていなければ子供に学力などつかない。成績も上がるハズはない。
かつて、試験前に旅行したり、お別荘へ出掛ける裕福な家庭があった。
結果は可哀そうに...3人の子供全員が志望校に不合格になった。
悲しい現実である。
親は子育てをしながら、自分も苦しみ悩み成長して行くものだ。
私も2人の男の子を育てたから、そのどうしようもない気持ちはよくわかる。
成績を上げるのはカンタン。
部活も、家族旅行、家族で外食、ゲーム・LINEのすべてより絶対に「優先して勉強」ができるかどうかにかかっている。
反論・異論・ご意見も多々あるだろうがこれが現実である。
実効できますか?