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科学で証明?

2021.04.08

そもそも「科学」ってなんだ?

英語ではscience(サイエンス)であり、同じ読み方の化学はchemistry(ケミストリー)でり、これはscienceの一分野に過ぎない。

要するに人類がこの世に誕生してからこの方...1万年くらいの間に体験してわかったことをやがてwritten language(文字言語)によって記録し、その中の現象を体系化したものすべてを指して言うのが科学だ。

これは理科的に数値化できるものと、人間の感覚でなんとなくわかるがどうしても数値化できず体系化が難しいか不可能なものを含む。現在もなお科学の各分野は研究のさなかであり「これ」という究極の目標は存在しない。

イギリスで始まった産業革命で人の世は何もかもが変わってしまった。今この瞬間もそのながれの先端にあり、さらにはIT革命により誰もがパソコンを自由に使いこなして世界中のInternet上にながれる情報にaccessできるようになった。

かつての産業革命以来「科学万能の世界」とか「この科学の世に」なんて言う言葉が流行ったが、今では「待てよ..そうでもないらしい」と多少の反省の時代に入ったようだ。

世の中が豊かになったが、それは物質と経済においてだ。その追及に疲れたり疑問を持つなら真面目な人間ほど心を病んでいく。それは弱さではなく、精神が真面目で魂が清純であるがゆえに。

科学は医学も当然含む。

未だに医学は人間の身体を完全に解明してはいない。精神の分野についてはユングやフロイトの研究で大きな発展を見たが、時代の複雑化に比例してより複雑化重症化する精神病に十分な対処はできていない。

例えばよく「視線を感じて...」と言う表現があるが、何故人は誰かに見られていることがわかるのだろう。こちらを見ている誰かの視線を自分が感じるなら、視線には何らかのエネルギーがありこちらにはそれを感じ取る能力がある「感覚器」を持っていることになるが、未だにどんな感覚器がありどのように人体のなかで働くのか全く分かっていない。

人間の能力には限界がある。

それを知らず、わからず、認めようとしない姿勢こそ....よくないんじゃないかなぁ。

旧約聖書には早くもこの人間が現れることを予測してだろうか「バベルの塔」についての言及がある。

自分の体験上ではあるけれど....経済学でいう損得、今風にいうなら「コスパ」でかっこよく考える時に人は破滅に向かう。

いや、事実そうだったんだから何故か一つの真理なのだろう。これは数学の証明に似ている。

科学は便利さを与えてくれる、でも幸福は与えてはくれない。

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