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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

在日米軍基地

2021.03.26

これは日米安保条約に基づいて日本国内に存在する米軍の総称であるが、沖縄の実情を見れば具体例がわかる。

それは米軍の「陸軍・空軍・海軍・海兵隊」の4つの組織が別々に持つ基地兵力をわれわれ日本人が在日米軍と呼称しているものだ。

何故、他国の軍隊が日本に駐留できるのか?

ここのところを真剣に考えて見なければ反対することも敢えて賛成することもできない。
だから歴史を学び、さらに大事なことは「自分なりの歴史観」を持つことだろう。

何も考えずに「平和だ!」「戦争反対!」「米軍は日本から出て行け!」と叫んでも意味がない。誰でも賛成し反対しないことをスローガンに掲げている団体こそ極めて危険だと考えて差し支えない。

教科書に書かれている歴史は「まちがいではないが...事実の一部」に過ぎない。言いたくはないが、教科書の歴史は時の政権とか支配勢力に「都合のイイ事実」だけを駆使して書かれるものだから。

だから多少の思い込みや偏見が入っても構わない。自分なりにどう思うか...何かヘンだとは思わないか...というところが実は最も大事になる。

このあたりの自由闊達な歴史解釈で今にいたる日本の近代史を見てみよう。

江戸時代の終わりごろから、日本は欧米列強のアジアへの進出を見て、一面では欧米のアジア侵略からアジアを解放しようと...また一方では遅れたが日本もアジア利権獲得のために進出しようとした結果、同じ利権をめぐる争いになり、遂にはアメリカと中国大陸をめぐり戦争に突入した。

最終的な日米交渉の条件は「シナ大陸からの日本軍撤退」だった....

まあ...そうなる前にはABCD包囲陣による日本イジメとかいろいろ耐え難い事実やら試練があったのだったが。

結果は、ともに同盟を結んでいたイタリア・ドイツが連合国軍に降伏するなか、最後の最後まで頑張った。必死必殺の特攻隊を出してまで。

結果は敗戦。

1945(昭和20)年から1952(昭和27)までの間、日本は独立国ではなくなくなり、異民族であるアメリカの支配を受けることとなった。

今の我々には想像もできないが、当時の日本は' ...Occupied Japan 'と呼ばれ、一つ国内の犯罪捜査にしても各警察署にはMP(米軍憲兵隊)が常駐して日本警察を指揮していた。ありとあらゆることがGHQと言う連合国最高司令部の名のもとに許可され、或いは許可されなかった。現在の日本国憲法もこの時のGHQの指導のもとに作製されたことを肝に銘じよう。それが何を意味するか。

この時に本土に上陸していた陸海空のアメリカ軍は進駐軍だったが、日本はその後サンフランシスコ講和条約の結果、ようやく国際社会へ復帰し再び独立国になった。

そうすると米軍が日本に存在する法的必要条件がなくなってしまう。
ここのところが実は大事で、侵略するにも占領を維持するにも「駐留を正当化」するための法的根拠がなくてはならないのである。

そのためにすかさず「日米安全保条約」いわゆる日米安保を取り交わして、進駐軍は「在日米軍」となった。国家間の取りきめである条約だから、失効するまで有効である。

要するに日米安保が続く限り、米軍は日本に駐留できる権利を保障される。

米軍の...アメリカ政府の戦後日本について考えたことは以下のごとし。

日本が再軍備して歴史が繰り返すことを阻止しよう、もう一つは...こちらのほうの比重が大きいと思われるのだが「日本をアジアにおける共産主義防ぐ防波堤」にしたい、というアメリカのアジア戦略のためであった。

いわば、日本本土を北から南進してくる共産主義勢力を食い止める「不沈空母」にしたいというところがアメリカの本音だったのだ。

ゆえにその存在法的根拠として、再独立した日本とアメリカが結んだ国際条約が「日米安保条約」となって米軍は日本に存在する。

でも、ごく自然に考えたら「外国の軍隊が自国にいる」ことはヘンだ。国外に派遣される兵は若者が必然的に多くなるから、駐留する外地で犯す犯罪も比例して多くなるだろう。
沖縄の海兵隊がそうだ....Crazy Marineと米軍内でも言われるくらい若い。

「米軍出て行け!日本に米軍はいらない!」

この気持ちは痛いほどわかる。

でも現実問題として沖縄のさらに南、フィリピンを見てみよう。1986年以降に高まった駐留米軍への国内反感を受けて、クラーク空軍基地・ズービック海軍基地の返還をアメリカに迫りこれが実現してよろこんだ結果はどうなったか?

あっと言うまに、近海南沙諸島・西沙諸島のほとんどを中国海軍に占領されてしまったではないか。いったん占領されたら返還のためには「全面戦争」を覚悟で..しかもその戦争に勝利しなくては領土・領海は返ってこない。戦後の停戦条約でようやく返還するかどうかが話し合われるにすぎない。

フィリピンは駐留米軍を追い出すという愛国心を実行した結果、南沙・西沙諸島を失ったではないか。

誰がこの責任を負うのか?平和を叫んだフィリピン国民だろうか?

もう歴史はもとには戻せない。

日本はどうか?

旧軍海軍航空隊だった伯父がよく言っていた「沖縄に米軍が駐留していなかったらとっくに中共に取られていたよ」.....

悔しいけれど、これが現実だ。

憲法9条のゆえに他国と戦争ができない(しない)から今まで平和が保たれていたのか?

日本国民は刮目して見るべきだ。本当にそう思うのか?

GHQの押し付けた憲法の制約・日米安保条約・自衛隊の存在・押し寄せる中共の勢い。
コロナの混乱に乗じた尖閣・沖縄の危機的状況.....北海道の10%は中共の所有地

こんな危機的状況においてなお、中国に従おうとする「自民党のなかの大物」が存在する。二階氏だ。

自衛隊・米軍基地に隣接する土地の「外国人所有」を規制する法律を成立させようとすると反対して法案を阻止しようとする強力な政党がある...公明党だ。

これこそ言いたくない。昔の2.26事件を思い出す。「君側の奸をのぞく」ことはいつの時代にも必要なのか。

アメリカは対中国政策を考えた時に....日本のためにもアメリカのためにもならない障壁が2つある....それは二階氏と公明党だ、とまでハッキリ言っている。

在日米軍基地は本来的には減少傾向にあることが望ましい。

しかし、いまだに76年前とあまり変わらない今日のアジア情勢を考えることが現実と考える。日米安保条約の日本側の義務と誠意を尽くす。一方で米兵の犯罪は国内法に照らして厳罰でのぞむ。

それが最低必要な条件だろう。

在日米軍の存在の意味......それすら考えさせないところに中国共産党の進出を見て取れる。彼らの考える戦争・戦闘は「経済・文化・宗教(?)」に及ぶ。

国内の反米組織、反米軍基地闘争は中国共産党の国益と合致するから陰に日に援助補助の労を惜しまない。

いや、決して偏見や思い込みではない。実際に沖縄の辺野古に行ってみればわかる。反対闘争している地元の沖縄人は僅かだ。

関西弁や国籍が疑われるような人間が現地の道路を封鎖して暴れている。地元の日常生活は完全に破壊されている。通勤・通学・通院・買い物...すべてができない。

これを何故メディアは報道しないのか?だから沖縄の人たちは本土メディアを信用しない。反基地闘争のみnewsにする...

在日米軍の一人一人の兵士に罪はない。軍人には命令がすべてだ。上官の命令、軍の命令であれば個人の感情抜きに世界中のどこにでも行かなければならない。

その任地がたまたま「日本」だったということである。

同盟国。自衛隊と米陸軍の共同演習。

赤い部分は沖縄の米軍基地。

誰も言わないことを言おう。

日本は太平洋戦争(大東亜戦争)に敗れた結果、未来将来の国策を「魂を捨てて経済の豊かさ」を追い求める道を選んだ。

国も会社も個人も。

日本の過去の歴史を否定し「カネとモノ」の豊かさを求める道を戦後76年間続けた。
進駐軍(在日米軍)..アメリカ軍...いやアメリカ政府は今になって現在の日本国憲法を日本に与えたことを後悔している。

日本国憲法の平和に関する条項を守るその延長線上に「日米安保条約」がある。とすれば
、日本がかつての軍事国家の道を歩まない限り.....米軍は日本国内の軍事拠点に基地を置き日本を侵略しようとする外的から「日本防衛の責務」を負うからだ。

沖縄在住の人には本当に申し訳ないのは、戦略上の「地理的位置」という意味において沖縄に米軍基地が集中してしまうこと。本土の日本人よりその密度がずば抜けて高いこと、そしてその故に起こりやすい米軍関係の事故・犯罪の多いことを理解してもらえないことこと、それこそが沖縄の「痛みと悲しみ」なのだ。

それでも、日米安保・アジア情勢....の維持のため沖縄に・日本各地に在日米軍は存在し展開して日本を防衛している。

本来ならいなくてよい。いないほうが良い。できればいなくなってほしい。

それが在日米軍だ。

その存在の意味、兵士一人一人の声を聞こえないようにしていること....
私はそれを罪だと思う。

在日米軍の犯罪や事故しか報道しないメディアにも大いに問題ありと思えないだろうか。
良い面や善行の事実はまず報道されないではないか。

「自分の国を自分で守れないクセに偉そうな理想論を言うな!」

.............

もう40年前に横須賀寄港の米海軍兵に北品川の居酒屋で言われた。

涙が滲んだが、自分には返す言葉がなかった。

どんなに美しい理想も絵にかいたような平和も現実の前にはもろくも崩れる。

「平和憲法、非武装中立、戦争放棄、交戦権の否定....」と理想を言っても、朝鮮戦争以来の世界情勢は美しい理想論では対処も解決もできなかったではないか。

日本国憲法と現実との矛盾と乖離を穴埋めするために自分たちがUS.本土から来ているのか....と米兵は考える。

それが在日米軍だ。










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