進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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GPS and Fish finder
2021.03.05
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GPSはクルマのNavi。海の上で自船の位置を知る...または登録してある漁場がわかるという神がかり的な効力がある。
GPSと魚探がセットになった便利なHONDEXの商品。
これはPortable のタイプ。自分は上をポイントのGPSに下の製品を魚探用に目の前に置いて使っている。ちなみにGPS併用の場合電気消費が大きいのでbatteryは容量の多いものを持っていきたい。
何も目標がない海の上で自分が(乗っているフネ)どこにいるのかを知ることは意外に難しい。昔からそれぞれの地元漁師は「ヤマダテ」で陸上の2つか3つの物標の交差点によって海の上の1点(ポイント)を目視で割り出しては好漁を日常としていた。
特にマダイの大物が群れるようなポイントは秘中の秘であり、漁師の家では「相続」の対象となったくらいだ。地元沼津のある漁師はこれで自宅を建て息子を大卒にした。
いまでは「情報公開」なのだろうか、ほとんどのポイントは皆に知られている。
その海図上の緯度・経度を自分のフネのGPSに入力すれば「そこ」には行ける。
でも、これは釣れる条件の入り口に行っただけだ。
何メートルでサカナが食うのかその「食い棚」は仕掛けを入れて見て30分~1時間しないとわからない。その日の潮の濁りぐあいによっても毎回異なるんだから....
今ではさらに良かったことに...Fish Finder(魚探)が市販されるようになり、威力を発揮する。個人でフネに持ち込める充電できる12Vのbatteryを電源とする魚探なら大体水深200mくらいまでが探知範囲になる。
もう10年以上にわたり試行錯誤を重ねた中でわかったことは.....
GPSも魚探も所詮は補助。
あとは釣り人である自分の問題。
一生...情報を集めて終わるか、自分なりの釣りをするか...の選択だ。