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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

読書の春

2021.01.06

今年の冬は何かヘンである...大体自宅の二階から見える富士山の雪がやけに少ないもの。

古来、中国では「地震・洪水・旱魃・疫病」の天変地異があるとき人々の叫びを聞いた「天」が国を滅ぼし新しい国を建てる...と言われてきた。

何かその通りの現状ではないだろうか?
鉄壁の中国共産党も亡びるのだろうか?(共産党は心の底で焦っているハズ)

自分も反省していることがある。それは昨年までパソコンやスマホでnewsを見たり気になる言葉を検索している時間が長すぎたのではないか?という疑問だ。

私の若いころはまだスマホどころか個人で使えるコンピューター(パソコン)などこの世に存在しなかった。

わからないことを調べるには辞典・辞書に頼るしかない時代だった。

図書館に行ってもデータが古い辞典しかないじゃないか...イギリス英語ばかりの。

だから「どれほど最新の情報を取り入れた語彙数の多い」辞書・辞典を持っているか、で個人の検索範囲が決まってしまう...

そう考えて臆病で保守的な私は高校1年から始めた家庭教師の給与のほとんどをつぎ込んだ。いや女の子との付き合いや飲み喰いにではない。

友人の誰も持っていない辞書・辞典を買い続けた。今でも使っている自分の歴史の残渣。

パソコンがない時代だから大手の出版社や書店に「返送用の封筒に切手を貼り手紙を同封..」を書いて「図書目録」を送ってもらった。

日曜日に伊東から新宿の紀伊国屋まで1日かけて出かけ「買った」...。祖母の言葉を借用して「買い出し」と考えた。戦時中~終戦直後の話。

英和大辞典をかかえても重さを感じないくらい帰りの国鉄の中で嬉しかった。高校の英語の先生と辞典の引用文について話せるのがこの上ない喜びでもあった。

ああ....自分にもあんなに純粋な時代もあったのだなぁ...と懐かしく思い出す。

還暦もとっくに過ぎた今、あのころの自分に戻れなくても、せめてSNSもPCも忘れて古風ゆかしく「読書」したいと思うようになった。

自室にはここ20~30年の間に、読みたいと思って買った本が山積みになっている。
こういう読書法をを「ツンドク」...積んでおく、と言う。

「耳から聴いた言葉は口から出る」「目で読んだ言葉は自分が書く文章になる」とはかつてから自分が言って来たのではなかったか。

小説..文学..歴史..哲学..仏教・キリスト教関係...残りの時間では足りないかも。

さあ、読むぞ!


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