進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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Terrible Year
2020.12.21
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本当にひどい年だった。今もその「ひどさ」は加速度的にその度合いを増しているのだからまさに英文法で言う現在完了の継続用法でなければ表すことのできない悲劇が続いている。
遂に英国とイタリアでコロナの....変異種が発見されたとか。どうして発生源のChina-virusとか正式名称のCovid-19と言わなくなったのかわからないが。
感染を恐れた各国で英国航空機の着陸を認めない声明を出し始めた。
だいたい、Virusの発音が難しい。日本語では絶対にできない。日本語にはV音がないんだから。私が小学校のころには単純に「ビールス」と言っていた。やがて英語教育が浸透するにつれて日本人の中にやはり「ビールス」はおかしいのではないか?という意見が大半を占めるようになると新聞・TVは次第に「ヴィールス」その表記を変えていった記憶がある。
ワクチンは同じように " Vaccine "である。英語を母国語とする人間に「ワクチン」は通じない。また「ヴァクシーン」と発音しないと。
Vaccineは弱毒化した病原体を人体に皮下注射するものだから、その変異種には効果が薄いか或いは無効だ。
世界は「中華人民共和国の武漢市」から発生した新型の致死性Virusによって大混乱に陥り、先の大戦の戦死者に匹敵するかそれ以上の死者を出している。ここになおその強力な「変異種」が加わったらこの先どうなるのか?
中国は発生源の国であるのに謝罪すらしない。逆に米軍の特殊部隊が武漢に持ち込み拡散させたもので、自国こそが被害者であるとしている。
道義的に心の痛みさえ感じないのか?
中国に法的な有責性を追求して天文学的な損害賠償をする具体的な動きさえある。
今回のますます強力化する China-Virusはかつてのペストやコレラなど問題にならないくらいの「人類の全領域に対する壊滅的な脅威」をあたえている。
諸説が入り乱れて収拾もつかない状態だ....
日本では、観光業からの「血の出るような声」に押されて政府の " Go to Campaign."になったことはよくよくわかる...その結果はコロナ(敢えて簡略の言い方を使うが..)陽性患者の急増という結果になった。
政府側の関係者はGo to Campaignとの関係についてコロナ患者増加を示す具体的なエビデンス(evidence)はないと言うけれど、国民の我々はそれに懐疑的ではないだろうか。
私の友人や知人には医療関係者がいるが、皆毎日必死で患者の診察・治療・介護にあたっている。彼らに政府のGo to..の恩恵など全くない。
みな口をそろえて言う「こんな時にどこへ行くの?」
この観光業を支えるためにおこなわれる" Go to campaign"を具体化する原資は「国民の支払う税金」と誰が考えるだろう?
「いま、安く行ければいいのか?」
「今日、安く食べられたらいいのか?」
ということになる。
自分の「得」?
カネか人の命か...今このチャンスに得しないでどうするの?
コロナは国だけでなく、究極的には人の価値観を厳しく問い詰めているように思えてならない。
あなたならどうする......