進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
-
ダスティ・スプリングフィールド
2020.08.29
-
Dusty Springfield....は思いきり文系の自分には心の琴線に触れる歌手である。
いつも塾のblogなので「進学・受験・英語」ばかりじゃ面白くない。趣味の「海・釣り」もその分野に興味がある人が喜ぶだけだろう。
長かった塾の夏期講習が終わりホッとした今、何かそんな「この世のしがらみ」を考えずに自由に書いてみたいなぁ...と思った。
Dusty Springfieldは1939年にイギリスのロンドンに生まれ60歳でこの世を去ったイギリス人の歌手だ....歌っているときのatmosphereから私はずっとAmericanだと思い込んでいた。
American Englishでも英語学でEA(Eastern American)と区分される東部アメリカの英語は限りなく本国の英国英語に発音が近くなる...これでもAmericanなのか?というくらいにまで。
さらにわき道にそれれば彼女の名前の最後にある...O'Brien(オブライエン)はアイルランド系の出身であることがわかる。オブライエンは「ブライエンの息子・子孫」の意味。
正式な名前の中に見える...Bernadette(ベルナデッタ)英語読みなら「バーナデッド」はフランスのルルドの泉で聖母マリアを見た聖ベルナデッタに由来する。先祖はフランスからの移民かもしれない。St.Bernadette
古い言葉だが西洋人はその名前....正式の名前は驚くほど長い場合が多い...から先祖の出身地や職業までわかることがある。ある程度日本の古代の「氏姓制度」からの類推に似ている。
またヘンなほうに行ってしまった...失礼。
Dusty Springfieldの歌った曲のなかで一番のヒットは' I only want to be with you'だろう。これは古い....もう1963年ころのもの。
でもたとえモノクロの時代でも彼女の歌う動画は今でも見る人の胸を熱くするものがある。
ずっと後になってBay City Rollersがこの曲をcoverして全世界的に有名になったが、もとはDustyの歌だった。
彼女のどちらかと言えばhusky voiceは誰もその後まねできない天性の歌声だった....
♪ When I said, I needed you....♪ と歌いだすそのhusky voiceを聴くとき...胸が張り裂けそうになった若いころを思い出す。
Now you can hear her voice and song with a bit help of your own computer.
Now is the time!
音楽には力がある。