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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

人生のツケ

2020.08.27

キリスト教の修道院そして教区教会では定時礼拝がある。その1日の始まりである早祷の祈祷文の中に「人の心...心の秘め事をすべて知っておられる神」という意味の一節がある。これを読むとき僅かでも信仰のある人間なら「ギクり」とする。

仏教では「仏罰」があたると言うらしい。因果応報とも言う。勧善懲悪は仏教の思想なのか仏教の学びが足りない自分にはわからない。

ただただ思うのは、子供でも大人でも「自分がしたこと」或いは「しなかったこと」に対しては相応の結果が存在する....という紛れもない事実。

オトナはもう仕方ない....結果によって極楽(天国)にでも地獄にでも行ってもらうとして、子供はどうなんだろうか?

本人も保護者(親)も、それでいいのか?

preface(前置き)が長すぎた感があるが...実際の教育の最前線で生徒を見ていて心配でたまらない。

あと半年・6か月で受験になる中3はどうだろう....?

過去の中1・中2の二年間はひたすら部活に励んだ...これは良くも悪くもない...ただ部活最優先だったかそうではなかったか?....勉強と部活を両立できたか?

少なくとも両立できなかった...その事実を悩んだか、先延ばしにして悩むこともなく今になったか...?

これで決まってしまうから恐ろしい。

「悩み」を悩みと自覚している人間には救いに至る道もある。

問題は「悩み」から逃げ続けて...とうとう今日の今(いま...just now)になってしまったらどうするのか?....だ。

私が受け持った春の受験まで半年を切った中3・高3にはそんな生徒が多かった。

中1の単語やキホン文法もわからない....でも地元の進学校には合格したい中3。

センター試験対策の講座とか私立大基本ゼミ...なんていうほとんどすべてに申し込み出席した....高3。

本当に困るのはこういう中3と高3なのだ。

英語なら「文法・文型・単語・熟語」を覚えず、歴史なら「日本史の重大事件・歴史の転換点となるところ」の意味を考えない。

理数系は専門外なのでわからないが、推して知るべし。

たとえば...掛け算の九九などの必要性は誰だってわかる。

同じように「英語・数学・理科・社会・国語」には個人の好むと好まざるには関係なく「覚えなくてはならない」基本的な「何か」が必ずある。

それは個人の好みの立ち入れない「人類諸科学」の基盤とも言うべき「データベース」とも言える部分でもある。

義務教育の9年間の教育内容がそれだ!

人類が1万年かけて得たこの世の「知識」、科学的「法則」がここに凝縮されている。

警告的な結果を言おう....

その重大さに気づいて「勉強し....暗記する」か....

その価値に対してツバを吐き掛けて否定し「自分」こそが価値観の基準だ...

と言うかはアナタの自由である。

このすべてに対して「選択の自由」を与えたのは新憲法である「日本国憲法」である。

ただ...惜しむらくは「選択したこと」に対して生じる責任については...いつも常に説明不足だろう。

私はもう古い人間だ。

一つのことを成し遂げるには「他の大事な何かをあきらめる」ことでしか願いはかなわない...と言われてきた。....悔しいが...それは事実だった。

「泣きながら」あきらめる....死ぬよりつらい決断である。

その時に初めて自分が何に向かって生きていこうとするのか....がわかる瞬間である。

人生は1度しかないのに「絶望」や「絶対安全圏」の生き方をしてもどうなるんだ?

あなたの人生は有限である....でもその故に「あなただけのもの」でもある。

この世の時間は神さまがくれたプレゼントとは思えないだろうか....
私はそう思って生きてきた。












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