進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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しばしのお別れ..
2020.08.07
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まあ、これが最後の国家資格になるだろう。
今年は1月から3月まで勉強して2つの理系資格を取った。酒も飲まず..釣りも控えて自分なりに努力した。「偉いなぁ..」とか「大変でしょう...」とか言われたけれどトンデモナイ。
人間好きなこと...選んだ目標に向かっての努力は実に楽しい。
昔から「小人閑居して不善をなす」と言う。
今風に読み下すなら「人間、暇(ひま)になるとろくなことをしない」の意味になる。
では「閑居しない」ためには何があるか?
それは「勉強」か「労働」だろう。マルクス・レーニン主義の「働かざる者 食うべからず」式の思考にはついていけないがある意味この世の真理をついている。
時間ができることは一方で人間を危険な世界にいざなう。
それが第一線を定年で退いたか、思うような仕事がなく様々な仕事を転々としているかは別として...よほどしっかりしていないと「精神面の安定」を失う。
だから私も含めて定年後には、何か楽しくてたまらない「勉強」と多少の月々の経済にゆとりをもたらす「仕事」が体の自由が許す限りあったほうがいい。
こんなことは言いたくないのだが...人間は弱い。頑張った人間ほど弱い。
自分の場合は若いころに英語専門学校で外国人教師たちに交じって働いた経験以外にサラリーマンの体験はない。そのあと、なんの後ろ楯もなく「自分」だけを頼りに一匹狼のように生きてきた。
本当にがんばったなぁ...だからこそ自分にはわからない「欠点や短所」が多分にあるのだろう。サラリーマンの時間がminimumだったから私には会社人間の我慢とか大変さへの理解と共感が...おそらくは欠落している。
それでもういいんじゃないか。
No one is perfect.だ。完全な人間なんていない。
口を開けば「自慢...誰かの批判と陰口....」そんな人間にだけはなりたくない。
そのために...いまさら若いころのようにトラピスト修道院や比叡のお山を頼るなんてもうできないからできることをするしかない。
それが自分の場合「勉強」と「仕事」なのだろうと思う。
何か高尚なカッコイイことを言っているようだが全く違う。
生徒・学生に「好きなこと」しかしなくなったら人間おしまいだよ...と日頃言っている教師・教員の顔と矛盾するが...
私の「勉強」も「仕事」も好きなことだからこそ続いている。
いずれにしても今回目指しているのはやはり「畑違い」の究極の理系資格だ。10月に筆記試験、12月に実技試験がある...史学と英文出身の自分にはチンプンカンプンの世界。
だからこそ新鮮なやりがいのある勉強だ。
と言うわけで...毎日多くの方々が拙文のblogを読んでくださってありがたいのだが、12月の実技試験が終わるまでお休みをいただきたいと考えている。
よほどの社会情勢や自分の毎日に「事件」が起きない限り....勉強の4か月間の予定。
家族や仕事がなければまた「お山」に籠りたい心境。
では..皆さまお元気で。