進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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天変地異....?
2020.03.28
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桜の花が散るまでは海には出るな...と聞いたことがある。
春の海は不安定で突然強風が吹いてきたかと思うと15分で高波になる。気圧の不安定さなのか、日本列島を境にして「北の寒気」と「南の暖気」が押し合い圧し合いしているかのようだ。
伊豆は伊東の天気は今朝が雨。昼に晴れたかと思ったらなナント気温が26℃!もある。
しかも湿った南西風の強風だ...クルマは車内が蒸れかえってエアコン「強」。
まだ3月だというのにこの気候はどうしたことだろう?
さらに驚嘆すべきことには「明日は北の寒気が優勢になり雪が降る!」だって?
関東地方でも気温は2℃まで下がって平野部でも積雪...の予報だ。
ほとんどのdriverは..もういいだろう..と思って夏タイヤに換装したんではないか。
なんだかミッドウェーのときのようだな。
1日で24℃も下がったらまともな人間には体温調節がついていけなくなり、呼吸器系の弱い人はCorona Virusでなくともアッというまに体調不調になるだろう。
その昔、江戸時代に長崎オランダ出島へ帰任したての新商館員は日本のあまりにも激しい気温の変化にすぐ「風邪」をひいたという記録....シーボルトの個人的な日記だったかで読んだことがある。
今日は時間があったので伊豆多賀の「海〇社」にずっと預けてあった修理済みの魚探を受け取りに行ってきた...相模湾の海の色も変だった。
いつもなら東の水平線に見える房総半島はその影さえも見えなかった。
どす黒い海域が見えたりやけに明るすぎるくらいの青い海がチラチラと視界に入った。
Covid-19...Corona Virus...China Virus..どれも同じ全世界を揺るがす疫病だが、イタリアでは司祭・神父さまの聖職者がどんどん亡くなっていることには心が痛む。
これは信徒が臨終になると司祭・神父が「信徒の最後の告解を聞き..赦し(許しではない)を与える」カトリックの儀式を行うためである。
信徒はこの世の罪Sin(Crimeにあらず)を赦されて神のもとに行くことができる..と言うのがカトリック・キリスト教の信仰の神髄であるから司祭・神父は万難を排して自らの命の危険さえ顧みずに臨終の信徒の枕元に駆けつける。
だから医師・看護師の医療従事者と同じく亡くなっていくカトリックの聖職者がいることを忘れてはならないだろう。
戦後の憲法により「信教の自由」を保障されたわれわれであるが、何を信じてもよい..と言う権利を読み違えて「何も信じないこと」こそが最高の自由と考えてはいないだろうか。
誰も思いもしなかった全人類の命を危うくする今回の疫病で、この世のすべてが狂いだしたようである。仏教で言う末法の世か....
この「天変地異」が何かの啓示のように思えてならない。