進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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死者の力....
2019.12.17
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トンデモナイtitleで申し訳ない。
でも、私は常々思うのだが....同じ人間なのにあまりにも生きている人間の主張や都合が優先されて「死んでしまった人間」を差別してはいないか?..ということ。
同じ「人間」ではないか。
昔...お世話になった教会の司祭さまの机の上にはご尊父の小さな白黒写真がいつもあった。Americaの歴代大統領もしかり...両親・家族の写真がいつも机の上にある。
これは素晴らしく意味のあることだと思う。
人間、両親や家族を考えれば...メチャクチャなことはできないだろう。
そういったある種の抑止力にもなっているのかと考える。
もしここで、親の片方でも亡くなっていれば...それは「死者の力」があなたに働いていることにはならないだろうか?
私などその典型である...
中小企業のワンマン経営で短気、釣りと野球ばかり大好きな父だったが...誰がどう言おうとこの世でたった一人の父である。
だから...
だからこそ、自宅の狭い...本と書類にあふれた書斎には「オヤジ」の写真が飾ってある。
私はそのオヤジの写真の下で30年以上も黙々と仕事をして来た。
その効果は絶大なもので「オヤジならこの仕事を見て何というだろう..?」といつも思ってその日の仕事を反省してきた。
最早...この世にはいない。言葉も聞こえない。
それでもその存在は否定しがたい。
これが死者の力でなくて何であろうか....