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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

National Anthem....

2019.12.16

...national anthem(ナショナル アンサム)とは国歌のことである。

サッカーのことは門外漢でまったくわからないが、今韓国のプサンでE-1がどうかしたとかの国際試合が行われているらしい。

事件はそこで起きた。

香港代表のサッカーチームが登場..いや試合に勝ったときだったか?
その国の国歌が大volumeで流れる...いや流れたのだった。

その国って....?

日本人は何のためらいもなくなく「中国だろ」と誰もが思う。

中国だって歴史のゆえに世界には2つ存在することさえ考えもしないのが日本人なのだ。

イギリスからの植民地から解放された香港はアヘン戦争以前の状態...すなわち当時の「清国」の領土状態に戻った。今は中華人民共和国の一部であり外国でも英国植民地でもない。

とするなら、国際的な場では香港は「中華人民共和国」である。

確かに中国本土に復帰するときに中国共産党(北京政府)は「高度の自治」を認めたからこそsmoothlyに返還がなされたのだったが....

人類の歴史を見ても、1つの国に2つの経済制度が存在できたためしはない...
それを「成功させる...」「1国2制度は可能だ」と言ってココまで来た。

Hong Kongと書く時に自分には一番理解しやすい。

歴史の悲劇によってHong Kongは..’ borrowed time borrowered space 'と呼ばれてきた経緯がある。今ではこの旧英領だったころの「借り物の時間・借り物の空間」という表現さえ知らない世代がほとんどになってしまった。

アヘン戦争の結果結ばれた南京条約...

その条約が作り出したのが香港(Hong Kong)だったのだ。

イギリスが持ち込んでくる西洋と清王朝以来のアジアが混ざって本当に美しい...言葉に言い尽くせない美しさがあったのがかつてのHong Kongだった。

今の「香港・ホンコン・Hong Kong」はどの表記もしっくりこない。

長い間のイギリス統治になじんだHong Kong Chinese(敢えてホンコン人というべきか)は、かつての祖国に復帰した喜びよりも、共産党政府による思想+宗教の弾圧と大陸風の中央政府の一方的な政策と条例の押し付けなど真っ平ごめんなのである。

だから、韓国プサンのサッカー大会では香港代表チームも応援の香港人たちも誰一人として「中華人民共和国の国歌」を歌わなかった。

今の香港で歌われるのは『香港に栄光あれ(英題:Glory to Hong Kong)』だ。

国歌を歌わない国民は祖国...いや現政府か政権か...に強烈な反逆の心を持つゆえにその「国歌」を歌えないのである。

それは祖国・本国にはイヤでも属したくはない!
あんな国の国民になってたまるか!

自分はその国を否定する..という意思の具体的表明なのである。

この姿勢の表明には大きな結果責任をともなう。

最近の小中学校の卒業式では「君が代」を歌わない教員・父兄が増えてきた。

そこまでの覚悟がおありなのだろうか...

子供は見ている。

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