進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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アジを釣ると...
2019.11.02
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英語ではないが「結論から言った方がわかる」と言うのが最近の流行りらしい。短気な世相になったなぁ....
この前のアジ釣りで釣れたのがキアジ。小型でイマイチだったが52匹。
カンパチ(50cm)...ウーン..どうだろう、地元の呼び名ではこのくらいのは「ショゴ」というのか?まあ、その中間かな。
毎年この時期は青物と呼ばれる「ブリ・ワラサ・イナダ...カンパチ」が釣れる。
いずれも大型のFish-eaterのサカナだ。冬に備えての荒食いなのだろう。魚探で海中を見ていると「イワシやアジの群が...突然カタチを変える」ことがある。
これはブリ系の大型魚がイワシ・アジの群に突っ込んで捕食しているからだ。
そんなときに平然とアジを釣っていると「グワーン!」と凄まじいアタリ。
かかったアジをあげてくる途中でブリ系のワラサかカンパチが飛びついた瞬間だ。
このあたりのやり取りは以前にも書いたので省略する。
...今回はまあ型は小さかったけれど「キアジ52匹」の釣果だった。
江戸時代から「味がイイからアジと言う!」と言うらしい。
誰に差し上げても「イヤだ」と言うひとはいない。皆「アジが一番だよ!」と言う人ばかりだ....人に喜ばれるからそれが一番嬉しい。
行きつけの居酒屋とか寿司屋にはどんなにいいサカナが釣れても絶対に持ち込まないこと。それは明らかに見返りを期待したgive and take...のやり取りになってしまう。
相手がどんなに感謝してもだ...それは観点が違う。
アジを釣った沼津からの帰り道に「10匹」くらいずつアジを配りながら自宅へ帰る。
みんな70~90歳代のご老体ばかり。
中学や高校時代の恩師だったり、クルマでかつてワガママを聞いてくれた整備工さんもいる。温泉で友達になった自動車会社の社長さんなんてブリやカンパチよりアジがイイ..と言う。先日も「館山のキンアジ(キアジ)を食べにハーレーで旅に出た」そうだ。
そして帰宅する頃には自分のアジはほとんどなくなる。
いい歳をして、山盛りのアジ料理を食べても仕方ないからこれでいいんだ..と思う。
アジ冥利に尽きるとはこのことだろう...
