進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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Favorite な曲...って?
2019.10.21
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Favorite( UK.はFavourite)という言葉はそれこそ「好きな」言葉である。
これは中学3年英語の必修単語だから、日本人としては「読めて・書けて・意味が当然分かる」言葉ということになる。
世の中には実情を無視した極端なことを平気で言う人がいて「中学英語で十分話せる」とか「聞いているだけで英語ペラペラ」なんていう大嘘を良心の呵責もなくSNSで拡散している....
それなら高校受験もいらないし、苦労して大学で英語学・英文学を学ぶ必要もなくなるではないか!?
自分に自信がないと...「エッ?そうなのかも?」という疑念が生まれて、引きずられる人生が始まる。
周りにあわせてとりあえず「わが身」の安定と安全を確保しようとするなら..「楽」だ。
最近、ここ1週間以内くらいにまわりと同じことを言い、同じような立ち位置に自分はいなかっただろうか。
そういう人間の心理を巧みに操るサイコパスがあなたのすぐ近くに存在するのが今の世だからコワい。
優しい言葉でニコニコしながら近づいてくる人間に気をつけよう。サイコパスだ!
この話はまたの機会に。閉話休題として' Favorite'に戻ろう。
世代と価値観の断絶を感じる....なあ。
昔はひたすら自分を磨いて、こういう人間を警戒したものだが、今は何の免疫もない。
真面目で純粋な人間ほど被害者になって行く。
いないだろうか...そういう人物が?
................Great Wall.............
自分の好みの曲と歌手を入力して行くと...あなたは何歳か。年代くらいまでわかる。
そういうsiteがある。
言われるままに入力して行ったら私の年代は「70~90歳」とでたではないか!
まず「なんだこれは!」と驚き同時に頭にきた。
まあ、仕方ない。
心にジーンとくる音楽、また聴きたいなと思う曲はみな戦後の1950年代から80年代くらいまでなのだから。
こればかりは個人の好み...と言うか、その人が生きた「時代に共鳴した音楽面の確認」のようなものだから誰も否定も批判もできないだろう。
ありがたいことにこのcontext(イギリス英語は語尾のtを発音しない...)で行くと理解と受け入れの心の許容度は広がる。
父や祖父の時代の軍歌も懐かしい顔を思い出しながら受け入れられるから不思議だ。
こう思えるようになったことは私にとって幸いであった。
人間、自分の生きる時代の価値観から脱却はなかなかできないものだ。
「ハイピッチ・歌詞が日本語らしい」が何と言っているのかわからない..そんな今の日本のpopsも、80年前の軍歌も生き生きとして自分には受け入れられるようなる。
今でもBeatlesやSimon&Garfunkel聴くと悩み多き高校時代を思い出す。
Sandy Posyの'Gotta pull myself together'を聴いていると...芦ノ湖の昔の一瞬に自分がいる。
それでよいのではないか...
人間は弱く 慰めが必要だ。
Music comforts human.