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「対岸の火事」でイイんですか?

2019.09.19

熱しやすく冷めやすい....ということが日本人の精神傾向のようだ。

外国人にこういわれると腹が立つが、自分での分析ならイイだろう。

大体において「わが身」「わが家族」に影響がない限り「ああ...大変だね」くらいの気持で災害のニュースを聞いていないだろうか?

あの東北の大震災の時もメディアが盛んに報道している間は盛り上がった「災害からの復興...ボランティアの力を結集して..」という熱意は報道の鎮静化とともに下火になった。

いま誰が「絆(きずな)」なんて言うだろう....?

信じられないが、被災地の東北に行き「ボランティア活動は一切しない」が現地の状況をつぶさに記録して、そのreportをそのまま入試の面接カードに使い、自由作文に盛り込んで見事な作文を書き難関の進学校に合格した実例がある。現実の大災害であるからそのインパクトと効果は絶大なものがあったろう。

これなど「対岸の火事」を上手に役立てた例であろう。

私は....多くの誤解を予想し、また恐れずに言うなら「津波で亡くなった犠牲者を利用するのか?」と悲しい疑問と義憤を感じざるを得ない。

どんなに冷静になろうとしてもダメだ。

あの松島を襲った大津波で私は叔母(父の妹)をなくした。

優しかった叔母にはもう永遠に会えない。

私は敢えて言いたい.....

「人の不幸」や「未曾有の災害」に心からの同情もせず、今日明日の「儲かった」か「損」をしたかの瞬時に消える経済観念に支配されて....具体的ボランティア活動などもとよりできず、自分が活動できないことを補う「献金」も「寄付金」もできない.....
もはや一粒の涙を流すこともない....

そういう人間が今の日本をダメにしている。

思いやりの一言が人の凍え切った心をあたためる....

あの美しいころは何処へ行ったのだろう。





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