進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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' Korea Fatigue 'という言葉
2019.09.18
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英語の堪能な方ならピンとくるだろう。
' Fatigue '(ファティーグ)という言葉は「疲れ・疲労」さらには「イヤだ・もうたくさんだ」という意味を持つ名詞である。
いま、日米の共有する価値観がまさに「Korea Fatigue」なのだ。
チョッと信じがたいが日本のメディアのほとんどが現在の日本を批判する「左の傾向」なので、韓国・中国・北朝鮮について報道されないことが多いのだが、今の韓国についてはあまりに常軌を逸した状態を如何に報道しないように抑えているかのようである。
従軍慰安婦がダメなら徴用工、さらに裁判所(司法)の力を借りて「三菱・三井・住友」の戦犯企業(?)は「徴用工の個人賠償をせよ」と来た。韓国の最高裁判決だったか。
これでお互い新たな未来志向で助け合いながら再出発しましょう...という日韓基本条約(1965年)を日本政府は多額の実質賠償金を支払うことで時の朴大統領と交わしたのにもかかわらずである。
従軍慰安婦も企業の徴用工もこの賠償金のなかから救済金を支給する...ハズだったのに韓国政府は国の発展のために「港湾・道路・工場地帯」の建設整備に使ってしまった。
その時も直接の謝罪と救済金交付は日本側で誠意を込めて行いたいと申し出たのに、韓国側が「これは国内問題だからこちらにまかせてほしい」と言ったそうである。
このあたりも全く日本のメディア(新聞・TV)は詳しく説明をしてくれないではないか。
日本は明治時代からの「韓国併合」...から昭和20(1945)年の8月15日までのことを衷心から詫び謝罪した。その結果がこの日韓基本条約だったのだ。
残念ながら、今の韓国政府・文ジュイン政権は「ひとたび謝罪すれば済む問題ではない」として国家間の条約も意味がない...と否定している。1965年に国と国が結んだ「条約」を否定し意味がないと言うとは、最早国家として対等に話し合うことは不可能だろう。
あの時の条約の内容を皆さんはご存じだろうか.....?
日本だってまだまだ貧しかった1965年(前回の東京オリンピックの翌年)に、日本政府は韓国との関係を一新する必要性を感じて条約を結んだ。
この日韓基本条約では「昭和20(1945)年までに日本が韓国に残した港湾・鉄道・上水道・その他のインフラを無償で譲渡。同時に韓国政府のその当時の国家予算の2年分を支払う(無償供与)こと」で新たな韓国の出発を後押し。同時に明治以来の韓国統治のご迷惑は記録として残ってもお互い忘れよう...」という意味深いものだったはずである。
いまの韓国はどうか....
条約の無効を言い出しただけではない。永遠に謝罪を続けよ...と日本に請求している。
「ただ1度の謝罪や賠償では終わらない」と文大統領は公の場で述べている。
さらに驚いたのは...
「韓国に駐留するアメリカ軍(在韓米軍)こそが半島の南北統一の妨げだ!」と言い出したことである。
朝鮮戦争が結論を見ないまま...ゆえに終戦にならず「停戦」のまま不安定要素をタップリ残しながら...なんとか現状で「ギリギリの平和」が保たれて第3次世界大戦にならずにすんでいる...危うい幸運を韓国は何とも思わないんだろうか?
(ありえないだろう....が)
もし仮に朝鮮半島が「南北統一」されたなら、日本は直接に「社会共産主義のクニ」と対峙することになる。
韓国...というクッション(緩衝地帯)がないことが、どれほど危険で一触即発の危険な状態になるのかを考えなくてはならない。
悪いけど...あの朝鮮戦争は「停戦」であって、いまだに「終戦」になっていない。
だから、韓国ではいまだに臨戦態勢で日本にはないような義務が国民に課せられている。
首都から数十キロに国境(...とは言えない...軍事境界線の38度線)があり、ひとたび北朝鮮がその気になれば1時間半で戦車がソウルに進駐する...そういう地理的条件にあることを考えないでは何も論じられない。
絶対の「地理的条件」がソウルの位置である。
あまり、韓国のことばかり書くとそっぽをむかれて誰もこんなブログなんて読んでくれないだろうケド....
仕方ない。
Korean President Mr.Mun....は在韓米軍はもういらない...とハッキリ言った。
恐ろしい発言である。
今後、半島情勢がどうなろうとも、それは韓半島の人間が決めることだから日本もAmericaも一切何も言うな....介入するな。
....ということらしい。