進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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未だに停電+断水....like hell.
2019.09.15
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伊豆は伊東市内でも大方の地域は平常に戻った。
台風の猛烈な風と雨は通過している2~3時間くらいなものだったから、誰でも「この数時間を自宅でジッと朝までガマンすれば大丈夫だ」と考えていた。
前日に実家の母のところへ行って、台風に備えて雨戸やシャッターをしめ、風で飛びそうなものは厳重にロープで固定してあったから大丈夫と思ったが、家にはネコしかいないから翌朝に夜が明けると同時に心配で自宅からクルマで飛び出した。
幸運というか奇跡的に伊東市内でもウチの周辺だけが「停電・断水」もなかったからよかった。
....ところが、母の朝食を買って行こうと自宅から最短のコンビ二に行って驚いた。
駐車場がほぼ満車。なんだ台風一過で儲かっているなあ...とは大変な思い違いだった。
店内ではみな争うように「おむすび・サンドウィッチ・のみもの」を買っているではないか!お客の目が殺気立っていてコワい。
あとでわかったのだが、伊東へ入る道路が各所でがけ崩れと倒木で通行止めになり、配送車が亀石峠を越えられないから、コンビニに商品が昨夜から入荷していなかった。
それだけではなく、市内でその朝に電気が来ているコンビニは僅かだったのだ。
レジへの「並び方がなっていない!」とお客のオバサンに怒鳴られたからなぁ...北海道の地震の翌日の札幌セブンイレブンを思い出したなぁ...あの時は次男を救出に行ったっけ。
ようやく、母も食べられそうな柔らかい食べ物を買って実家まであと5分というところで、早朝の渋滞。
なんと「伊東自動車学校への登坂に大きな倒木多数!」ようやく朝一で業者が到着してクレーンやブルドーザーで片側車線を通れるようにしようと必死の作業。
県道へ出たら...停電で各交差点の信号が点灯していないじゃないか!
みな家族の誰かが心配でクルマを出した人ばかりだ。交差点に進入したのが早いモノ勝ち。あちこちでクルマがぶつかり接触事故だ。まだ伊東警察の交通課も来ていない。
「はやくクルマをどけろ!」と叫ぶ人。「やってます!」と言い返す事故現場のdriver。
修羅場だ....
事故現場を通り抜けてようやく到着。いつも15分で着くところ1時間かかった。
母は無事だったが、前夜からの停電でエアコンも扇風機も一切つかえず...ネコと一緒に「ハアハア..」言っている。母も私と同じで暑がりだから困った。
結局、私が帰った後数時間たっても電力は回復せず。母とネコの熱中症を心配した妹が自宅へ避難させてくれ「クールダウン」できたからよかった。
この日は一日中、停電でエアコンが使えない高齢者やご老人が次々に熱中症で倒れ救急搬送がひっきりなしだった。
9月14日(土)夕方になり伊東市はようやく通常の生活に戻った。
現在まだ「停電・断水」が続いているのは千葉県だ。それも館山や鴨川あたりがひどいらしい。館山の敬愛する友人にはようやく先ほど電話が通じて無事が確認できた。神さまに感謝....
今回こそ家の電話(NTT)は大事と思った。
もう営業の電話か詐欺の電話くらいしかかかってこないから、塾の事務用で毎月割高に5000円も払うのはバカらしいな..と考えていたが。
台風通過から千葉県には「スマホ・ガラ携」ともにまったく通じない。おそらく中継局が強風で倒れたか、崖崩れや倒木で損傷し機能していないのだろう。
風呂にもシャワーにも入れず、TVもパソコンもつかず、スマホもアウト...いまだに房州の山間部では信じがたいこの状況が続いている。
一刻も早く正常な日常生活に戻れますように....