進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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思いやりがないなぁ.....その2.
2019.09.13
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....という訳でその韓国人女性の「日本語通訳」は見るからに誇り高く自尊心の塊のように見えたものだ。旅行代理店で男性の店長にも堂々と(韓国は信じがたい男性上位社会だ)話しかけるし、他の日本語を話す女性の「案内人」には随分と尊大な態度だった。
彼女が日本語の音声学(発音学)や文章構造、詳細な日本語の文法まで学んでいてNHKの女性アナウンサーのような話し方をするのには驚いた。
だから他の単なる「案内人」とは一線を画す存在だったことは確かだ。
ただ....その口から出る言葉のすべてと言ってもよいくらい「反日」の...いや最早「叫び」というくらい激しいものだったには驚いたなどというものではない。
私だって、今も当時も「日本が完璧な国だ」などと考えてもいない。個人がその弱さのゆえに失敗をしたり過ちを犯すように、完ぺきな歴史を歩む国などこの世には存在しない。
まあ、そんなわけだから彼女が「日本兵が...日本人が...」と激しく語るたびに、なんだか実家の悪口か自分の親を罵られているようなイヤな、実に暗く不愉快になって行った。
もし、皆さんが...純然たる観光旅行ではなかったにしても、行く先々、訪れる名所旧跡のたびに「日本兵・日本人」が如何に悪辣非道で韓国人(正確には戦前には韓国という国はなかったのだから朝鮮人としか言えない)をいとも簡単に殺し、韓国の財産や若い女性を奪いつくしたか...をendless-tapeかお経のように聞かされ続けたらどう思うだろう。
同行の外国人(American)に「あの通訳は...と反日の話ばかりしていますよ」と言うと「私はluckyだ。日本語も韓国語もわからないからね」と言う。極楽蜻蛉か?
私も今よりずっと若かったから「急に」愛国心というか、親や先祖の悪口を言いやがったな!(失礼)とアタマに血がのぼった。オイオイ、ふざけるんじゃないよ!(失礼)
隣りのAmericanがとめるのも聞かず...叫んだ。
「スミマセン!いい加減にしてもらえませんか!?」
「私は歴史が好きで随分と東洋史の勉強も大学でしましたがそんな話は聞いてませんよ」
Ms.Kim....
「ニシカワ先生は歴史の事実をご存じないのです。アナタのお怒りはわかります(ナニがわかるんだ!?)が、先生は日本政府やアメリカ(何でアメリカがでてくるの?)のいうことだけを正しいと信じているからです...」
要するに「オレはバカだ!」ということだな!!!
フザケンナヨ!(失礼)
アタマに来て遂には「あきれ果てて返す言葉もなかった...」と言う表現はまさにこの時のために存在したようなものだ。ありがとう日本語。
怒りを鎮めるには数時間が必要だった。
夕食は敢えてホテル(外国人専用)の豪華なDinnerを断った...何が「スーツ+ネクタイご着用にてご予約席へ」だ。あんなに自分の生まれ育った国を、先祖を罵りつくされて「韓国宮廷料理」など食べられるか!
怒りはときにトンデモナイ行動に「人」を走らせる原動力になることをこの時、私は知った.....
本当に韓国人と言うのはあんなにもわれわれ日本人を忌み嫌うものなのか!?
私は韓国語も「アンニョンハセヨ」しかわからないのに、たった一人暮れなずむSeoul(ソウル)の街の明洞(ミョンドン)へpassportと換金した韓国紙幣をpocketに押し込んで出かけた。
韓国語では日本の漢字と同じ表記でも意味が全然違う場合がほとんどだ。明洞(ミョンドン)の「洞」も日本語なら「洞窟とか洞穴」だが、韓国語は「町」の意味らしい。明洞は
「明るい街・町」ということか...
一人まったく言葉のわからない土地を歩くのもたまにはいいのものだ。ネクタイをはずしてcasualな恰好でいるから誰も注目しない。
わざと明洞でも裏通りに入ると急に街路の照明が暗くなり、昔見た「上野のアメ横」のようだ。やたらと「歩道に敷物をして売っている」...山のようなキムチだったり、スケソウダラの冷凍をブロックで切り売りしている。
日本の屋台のソバ屋のような外食店(?)があちこちにみえるから、勇気を出して木の丸椅子に座る。
店の愛想のいいオジサンが早口の韓国語で何か言うが、まったくわからない...首を傾げていると他のお客が英語で' Chinese?'(中国人か?)と訊いてきた。
深呼吸してから勇気を出して答えた...’ No. I'm Japanese.'
一瞬、屋台に並んで飲んでいたお客たちは「うわっ!」という表情をしたが、すぐにニコニコしながら何か言うがまったくわからない。英語もわずかに単語がポツポツとわかるくらいのようだ....
オジサンたちはしきりに私に韓国の地酒をすすめる...韓国語でなんと言ったかな..「法酒」だったか...オジサンたちは「パオジュ」と言っていたように記憶している。
そしてその居酒屋風の屋台には「小さな水槽」があり空気ポンプでブクブクとエアを送っている。水槽には「マダコの小さいのやらイシモチが泳いでいる」店のオヤジさんがタコを指さしては「釜山(プサン)」と繰り返し言う。それをまな板の上で切るgestureをするではないか...注文するなら「酒のサカナ」に料理しますよ、という意味らしい。
客のオジサンたちはニコニコしては私にドンドン「パオジュ」を注いでくれ「のみなさい」と手ぶりで勧めてくれる。
このオジサンたちは反日なのか....反対に日韓(韓日)友好そのものではないか?
私はすっかりいい気持になり、ハングルは読めないから軍用のcompass(方位磁針)とソウル市内の地図を頼りに...頭の中でroughなnavigationをしていた。
「来た方向の反方位に180°。歩いた時間と距離で滞在先のホテルに帰れる...」はずだ。
海の上でやっている「ヤマカン」のnaviが役立って、なんとかホテルに帰ることができた。あのころはまだportable GPSなんてなかったから。
ホテルに帰ってベッドに横になりながら考えた.....
ひょっとしたら韓国の激しい反日は政府寄りのポーズだけなのか?
一般庶民は何も考えていないんではないだろうか?
あれほど激しい「反日」も国家主導のもので、現政権の求心力に使われているだけなのか....という疑問が自然に湧いてくる。
もっとも、これは私が初めて長期間をソウルに滞在した30年も前の話であるから、今の日韓情勢にはあまり参考にならないかもしれない。
ただ、人間は自分が嬉しくても...悲しくても「実体験」した事実は重い。何よりの確実な証明力を持つ。
今の韓国は国が衰退しても良いから「反日」を貫き通そうとするかに見える。
そして、数度の訪韓でわかったが...韓国人は強烈な人種差別をする。西洋人(...と言うと古い言い方だが...)など遥かに自国民より低く見ている。同じアジア人の日本人の方が上のようにさえ思える。
韓国には、その昔に中国がモンゴル(元)に侵略されてから...本当の儒教は伝えられた韓半島(彼らは絶対に朝鮮半島と言わない)に残っていると考え信じている。
ゆえに古代の中国思想にある「東夷・西戎・南蛮・北荻」という異民族に対する価値観を受け継いでいる。
これが韓国の正統性の精神基盤のように考えている。
ここから派生する考えによれば「反日」など当然..と言うことになる。
PS:
これだけブログに書くと...もう韓国には行けないな、と思う。実際に友人の一人は散々韓国の実情を個人ブログに載せまくっていたら「仁川(インチョン)空港」の入国審査で厳重に調べられたそうである。なんでそうなるんだろう...それが韓国だ。日本の常識やJapan standardの考えは全く通用しない。いっさい通用しない。
Korean Airの機長は腕がよい。99%が韓国空軍の戦闘機過程の訓練を受けた軍歴のあるpilotだから当然だろう....
この時はわざと最南端の空港、釜山の空港に着陸する便を選んだ。セマウル特急でソウルまで北上しながら朝鮮戦争の激戦地「大田(テジョン)」を見たかったから。
対馬を越えて韓国の沿岸が見えてきた...プサンまでもう少しかなと思ったら、信じられない操作をした。機体が急に左に傾く!うわー、そんなに急にバンクを取るな!
この青い機体の(blue colored body)大韓航空は操縦の技量はイイのだろうが、空軍の戦闘機専修の機長であるからだろうか...着陸時のエンジン逆噴射とbrake(もともとは空母への着艦制動brake)の踏み方が雑だ。
乗客が悲鳴をあげるような' Landing(着陸)'なんて平気だ。
