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そのまま死んだらどうするの....?

2019.09.11

イギリス人は言わないがアメリカ人は言う言葉だ。

The reason why...is....イギリス人は相手がそう選択した事実にはそれだけの深い理由があるからだろう...と推測するから。

大体、今では何も珍しくなくなったアメリカ人だけれど「来日」and/or「在日」のAmericansを我々日本人はあまりにもいっしょくたに考えてはいないだろうか。

「来日」するAmericanには2つある。一つは純粋に「観光」....英語で' Sight Seeing '(景色を見ること)というくらいだから、今ならNetで調べ尽して成田に降りる。

あと1つの来日Americanは「商用」である。日本の商社とのbusinessのゆえに来る。会社規定のギリギリの飛行機に乗り、安いbusiness hotelに短期滞在して仕事が終わると「パッ」と帰る。土産も買わないのがAmerica風だ。

「在日」についてはチョッと難しい。

結論から言えばそれは更に3つに分かれている...からだ。

順を追って説明しよう。

まず「在日米軍」これは日本政府と米国政府の交わした「日米安保条約」に根拠して日本国内に駐留するアメリカ軍であり「陸軍・海軍・空軍・海兵隊」の4軍が日本各地に駐留している。

その基地の所在地は大体が旧軍の基地があった所だ。これは終戦時に進駐してきた米軍がそのまま旧日本軍の基地を接収したことによる。

States(米本土)から各地の米軍基地には計画的にreplacements(補充・交代要員)が送られてくる。その基地に配属され勤務する米軍兵士もまた、われわれ日本人と接するAmericanなのである。

あとcivilian(民間人)としては、小中高校に最近派遣されてくるALTがいる。彼らはALTの名のごとく' Assistant Language Teacher 'としてJTE(日本人英語教員)の授業を音声面で「補佐」する役割を与えられている。

まあ早ければ1年...契約更新しても3年までだろうか。

でも滞在の長さと日本人社会との交わりの深さを考えるとあながち無視できないかなぁ...と思う。

あとの一つはアメリカ或いは本国のイギリスに始まるキリスト教各派の「宣教」のために来日し数年或いは数十年日本で暮らす宣教師・司祭・伝道師...であろう。

今の日本は新憲法によって「信教の自由」を保障している。

これは先の大戦まで、かつての日本が「天皇を頂点とする神道」をいただいて、他の宗教とその信者を弾圧したことへの深い反省による結果なのである。

この「信教の自由」とは「価値観の自由」であり、究極において「何も信じない」という個人の考えをも大切にしてる。

戦争の悲惨がまた思いだされようとする....すべてを否定し白紙に戻して、新たに始めよう...と言う思いは痛いほどわかる。

日本には仏教・儒教が伝わる遥か以前の縄文のころから....懐かしい祖父母や両親を敬う「祖霊信仰」があった。江戸時代の少し前に南蛮バテレンがキリスト教を伝えようと、それはまったく変わらないものであった。

ところが、今回の1945(昭和20)年の敗戦により過去のすべては否定され、日本史は否定されただけでなく学ぶことも禁じられたことを....今の日本人のわれわれはどこまで知っているだろうか。

「自由?」はイイね!...そのために捨てたもの・否定しなければならなかったことはなかったのだろうか。是非ともそれを思いだして+探して欲しいと考えるのはわたしだけか?

「個々人の自由は....個々人にとどまる」

自由で経済的にも、まず恵まれた「平成・令和の日本人」が新橋や品川の居酒屋で....米海軍の横須賀に入港した米海軍艦船の乗組員と鉢合わせする機会は90%だ!

あなたが少しでも英語が出来たら....ただでは済まないことを覚悟して欲しい。

彼らは必ず言うし+質問してくる。

「キミたち日本人は自分で自分の国も守れないのか?」

まあ....これは新憲法で自衛隊が防御のみ...先制攻撃を禁じられているからね。

とまでは説明できるだろう。

問題は「そのあと」だ。

怒らないで聞いて頂きたい。

彼らの多くは日本人との摩擦は避けるように教育されているから滅多なことではおくびにも出さないが....

「自分たちの国を自力で守れず、経済の発展ばかり追いかけて死んだら終わり」
「それで日本人は満足なのか?」

特に「そのまま死んだらどうするの?」と考え本心から疑問に思っているのだ。

彼らが気にするのは「死ぬときに苦しまないか、周囲に迷惑をかけないか...」ではない。

死んでからの魂の平安があるか....ただただそれだけである。

PS:

因みに「そのまま死んだら...」とAmericanが心配するのはこの理由による。

より詳細に述べるなら「もし、あなた(私)が神のみ赦しを得られないまま息を引き取ったらどうするのか?」ということ。さらにその根底には「この世で人が犯した罪(日本人が考える罪ではなくsinのほうだ)」は心から神に贖罪を祈り求めれば赦される(許される..のではない)というキリスト教信仰による。

だから英米軍には' Chaplain'(チャプレン)とよばれる従軍牧師が必ずいる。日本の場合にも日露戦争からは従軍する仏教の僧侶がいたと聞く。

「人殺しの戦争に僧侶や神父(牧師)が行くなんて」...と原則論をふりかざす乱暴な意見が聞かれだしたのは太平洋戦争後のGHQ指導コードによる「宗教と歴史の否定・批判的解釈」が働いた結果だろう。

理想も原則も美しく正しい....でも現実の歴史の中で、想像もしなかった運命に翻弄されて最前線に送られ生死の境を行き来する将兵はそんな「キレイごと」では救われない。

今まさにこの世を去ろうとする恐怖とたまらない寂しさを考えてもいただきたい。

だからMilitary Chaplainは最前線にまで兵士と同行する。重傷を負ってまさに死にゆく将兵の「最後の祈りと告解を聞き届ける」尊いつとめを果たすのである。

おおよそ、聖職者とされる「僧侶・司祭・神父・牧師」のつとめは人間の力の及ばないところにある。

死に行く...兵士が魂の平安を得られなければ...Satanは彼の魂を盗むだろう。

西欧キリスト教信仰とはそういうものである。

数学の2次方程式における「解の公式」のようなものだ.....



St.Andrew's Church  which is in Kiyosato....

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