進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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資格は強し....
2019.09.06
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昨日はかつての塾卒業生の女の子たちに招かれて「OG会」へ。
ところは伊豆長岡温泉のなかにある瀟洒なホテル....地元の伊豆にいながら長岡と言えば順天堂にお見舞いに行くばかりだったなぁ。
Net-surfinで探してくれたのか誰かの紹介かを聞きそびれてしまったが、Chinese-style lunchは美味しく横浜の中華街の「飲茶(ヤムチャ)」を思い出した。
誘ってくれたのは昔、西伊豆の戸田で教えた元塾生の3人。皆、塾を卒業してからそれぞれの道へ進み悩み..苦しみもあったろう。
...それでも私が一番嬉しかったのは、みんな結婚して家庭を持ち...悩みつつも子供を育てていることだ。その労苦を思う時、中学生だった彼女たちの明るい笑顔の記憶が重なって涙してしまう。
私は塾生が中3..或いは高3の女子に必ず言うことがある。
それは「今の世の中は自由に見えて、実はキビシイ」「女の子は将来何があっても自分の力で生きていけるように資格を取りなさい」
....そう女性が学歴だけの肩書で子育てできるほど今の日本の社会は甘くないのだから。
「お月見バーガー」グループの3人に、その昔に私がこれを言ったのかどうか覚えていないのだが、結果として彼女たちはみな「...師」「...士」の資格を持って働いている。
因みに「看護師」「保育士」「栄養士」である。
さらに言及するなら...もう今の日本も世界中も男女の差とか違いを尊重しつつ、両性が力を合わせて頑張らないと維持できなくなっている。
どの家庭でも家計の補填と子供の学費などの想定外の支出のために、お母さんが外へ出て働くこと...もうそれは普通のことと認識されるようになった。
状況によってその雇用形態も「パート・アルバイト・派遣社員・契約社員・正社員」と分かれるけれども女性の社会進出を支えるという点では共通している。
女性をバカにしていると「干される」ゾ!.......
そこで、同じ社会進出でも「資格のある/なし」では働きかける力も収入も違ってくる。
この世は時代の変革を経て自由な社会・自由国家になった。
でも一方で「自由」はおそろしい。
誰もが簡単に考えるが「自由」は自由ほど自由ではない。
自由には「義務」がともなう。
自由を維持し現実化するためには信じがたいほどの「義務」が必要なのだ。この点を小中高の教員が強調して教えてくれないから困る。実に困る。
「義務」とはいかにも硬いことばであるが、義務に裏打ちされた自由だけが....やがて「権利」になる。これをどれだけの人間が理解し受け入れているだろうか。
言葉にすると難しいけれど、実は単純明快だ。
「ナニカ言うなら、何かしろ!」ということ。
「文句を言い、クレームをつけ、人を巧みに批判する」...これでは一瞬「溜飲は下がる」だけだ...永遠に他者を批判して終わるだろう。
今の「香港情勢」にも似ているけれど
あなたのためにも....日本のためにもならないではないか。
私は若いころに教科教育法も何も考えずに、ひたすら教えていた時があった。
そんな時にも「こんな人間にはなるな!」と生徒に言ってきた。
だから、自分の力の及ぶ限り....精一杯の努力をして得たそれぞれの資格で、子供を育て家庭を守っている卒業生の女の子たちのガンバリには頭が下がる。
アタマ(理論と理想)でわかっても実践するかどうかは本人しだいだから.....
To my students
As I said.....Life is very short, and there's no time.
Always do your best...even if your effort is enough or not.
God receives everything you did.