進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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韓国人の中にも...
2019.08.02
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かつての日本にも正しいと信ずることを述べ時の警察に逮捕された人もいた。最後まで日本との開戦に反対したアメリカ人の議員はどれほどの勇気が必要だったろうか...
何時の時代にも学問と経験を積み、感情ではなく理性で考えた結果に命をかける人間はいるものである。
以下に引用したのは韓国人で韓国の大学教授でありアメリカの大学に留学もしている李教授が「日本・韓国・アメリカでの学びの中から冷静に述べた命がけの意見書」である。
少々長いが、是非にもお読み頂きたい。
<h1 class="headline pis_title">「韓国は日本との約束守るべき」 韓国・落星台経済研究所の李宇衍氏<h1>韓国へ行くとこういうデモに直面する。
李氏は、日韓関係が極度に悪化している原因は、いわゆる徴用工訴訟で昨年10月30日に韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた確定判決と、これを韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が尊重し日本に履行を求めたことだとした。その上で、日韓の請求権問題の完全かつ最終的な解決で合意した1965年の日韓請求権協定が「韓日関係の原則であり、守らねばならない」と強調した。
また、韓国の司法府や政府が、戦時労務動員を「強制連行」や「奴隷労働」だと誤解していることで問題が起きたと指摘。「日本を無条件に敵対視する感情的な『反日種族主義』が背景にある」と語った。
李氏は、韓国人の歴史認識に影響を与えた一部研究者やジャーナリストに加え、日本の「良心的知識人」の「歪(わい)曲(きょく)された歴史観に根本的な問題がある」と言う。「彼らは、朝鮮人労働者が無給労働を強いられたり、民族差別を受け日本人よりも低い賃金しか受け取れなかったりしたと主張しているが、全くの嘘だ」と研究結果に基づき説明した。
李氏は「歴史を誇張、歪曲(わいきょく)する韓国の知識人らの無責任な言動で多くの人々が誤解している。そんな行いはやめるべきだ」とも訴えた。また、歴史問題をめぐり韓国に安易に謝罪する日本人の行動についても「不必要な同情心で、むしろ韓日関係を深刻化させている」と苦言を呈した。
「反日民族主義に反対する会」の代表も務める李氏は、韓国の教科書に朝鮮人ではない人々が写った無関係の写真が掲載されていたことなども問題視し、慰安婦像や徴用工像の設置に反対している。妨害や嫌がらせを受けているが、「真実の歴史を回復し、韓日の友好善隣関係の発展に寄与したい」と語っている。
.........引用はココまで。
いかがだろうか?
私は言葉は悪いが、きっと李先生は母国の韓国では「村八分」「袋叩き」「四面楚歌」の状態ではないかと真剣に思ってしまう。
そのなかで歴史の解釈の限界のなかで調査と確認...の繰り返しの中から一つの自分なりの仮説を立証し研究成果として公表していることが私は素晴らしいと思う。
何故ならこれは「苦しく地道な作業」の中から得られた「事実」の積み重ね...それ自体が語る学問的成果でもあるからだ。
韓国人でありながら「真実と信ずるところ」を述べるにはどれほどの勇気が必要だろうか?
それこそ...命がアブナイ。
それが「韓国」なのだ。
だからこそ、この李先生の産経新聞とのinterviewでの話には...それこそ「血のにじむような真実」を感じざるを得ない。
韓国、ベトナム、戦後の日本...ではそれぞれの国益とか歴史への民族感情の移入・影響によって、第三者的な目で自国の歴史を、或いは今ある「自国」を正しく見ることができなかったのではあるまいか....
今日の話で言及した韓国もその典型例であるが、日本とても気をつけたい。
何故か「市民(国民とは言わない)」の権利ばかり主張するグループや、180度方向を変えて「天皇親政のあるべき日本を再構築する」という極右の主張もある。
それら....すべての主張を「是」とするのが現行の日本国憲法なのだ。
いまこそ、日本人たるわれわれは個人の主義・主張を大事にしつつも「日本の将来」が如何にあるべきかを本気で考えることを求められている。
私やあなたではない....次世代を担うわが子や若い世代のためである。