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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

ペットの想ひ出....

2019.06.18

これは「思い出」ではなく「想ひ出」と書く方がいいだろう。

ウチはペット好きだ。

まず、私が生まれる前に「お宅でもらってくれないなら今からキリストの山(三鷹の国際基督教大学の敷地)に埋めますよ!」と半ば母は隣のおばさんに脅迫されて子猫を飼った。これが初代の「ミーコ」で私の生まれた時からの写真によく写っている。

私のbaby bedでも隣に寝ていて私を...出来の悪い大きな子猫と思っていたらしい。
私が遅い夕食のあとにリビングでゴロゴロしているとミーコが「ナーオン...ナーオン」と独特の声で呼びに来る。

要するに「もう10時になったから子猫(私)は寝なさい」という訳だ。無視してTVを見ているとあの東京の家の階段で立ち止まり...ネコなのにこちらを振り返りながら「ナーオン」を繰り返す。

巨人・阪神の野球を見ている親父が叫ぶ...「オイ、ミーコがうるさいから早く寝ろよ!」

やむなくネコの力で10:30pm.に2Fの自室に戻って寝る。

ミーコは私のbedで私を寝かしつけるまで喉を「ゴロゴロ」言わせながら一緒に寝ている。私が寝入ると「そーっと」抜け出してこんどは母の寝床に入り朝まで寝る。

これが私が生まれてから中2までずっと続いた。

そうなるともうペット...Petは動物ではなくなる。もはや、家族の一員である。

私は長い長い間、どうしてこんなにも「イヌやネコ」...その他にも演繹するが、たまらなく可愛いのだろうか...と不思議でならなかった。

その前にも「それはね、自分をペットに投影しているだけの自己満足さ」という人もいた。「寂しい人間が心の隙間を埋めているんだよ...」と言う人も。

そんな中で動物園の元園長だった親友のT氏の言葉は胸をうった。

「動物は何の損得の駆け引きなしに飼い主を信頼しているんだ。自分の運命がどうなるかは飼い主しだいで決まる。まあ赤ん坊のようなものだね。だから100%の信頼と愛情(?)を飼い主に感じながら生きている。それがわかるからボクは動物が可愛くて仕方ないんだ...」

と言いながらT氏はうっすらと目に涙。

私にはわかる....私たちは何の駆け引きもなく純粋に自分を信頼し、愛してくれる対象をどれだけ欲しているだろうか...。

人間...まあカッコよく言えば「愛し...愛され」...「誰かを大事に思い、また思われる」ことが確認できて初めて自己肯定という安心の境地に立てるのであろう。

反対にその人生の作業がなされない...或いは崩壊してしまった「人」はどうすればいいのか?「それ」に代わる何を求めればイイのだろうか?

「それ」は何処に?

もう現実の日本社会と並行して日本人の心がここまで複雑化している状況では「自分」を見失わないことだろう。

笑われるかも知れないが....

自分が小学校の頃に「朝に見送り」「夕に待っていてくれた」...ミーコを思い出す。

たかが「ネコ」だけれど、保身と自分の利益しか考えない...それが定年してもなお止まないような人間とは天と地ほども差がある。

今でも私は夢の中で「ナーオン....ナーオン!」と私を呼ぶミーコの声が聞こえる。

バーカじゃないのか、ニシカワ!
アジなんかやめてデカい「タイ」を釣れよ、ニシカワ!
「指」にハリを刺すな、ニシカワ!

と主に海を通じての反論やご意見がある。

ありがとうございます。

でもでもオレはめげないゾ!

江戸時代からこのかた「味(あじ)」がイイから「アジ」と言うんだ。

ミーコの声を夢の中で聞きながら思う....

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