進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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....あと1週間
2019.06.17
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あと1週間したら6月23日だ....
なんのことだろう?
そう思うのは本土に住む日本人だ。
この6月23日は「沖縄の終戦記念日」と記憶しよう...いや記憶しなくてはなるまい。
74年前の沖縄....昭和20年の3月から6月のこの日まで「沖縄守備軍」と現地召集の「鉄血勤皇隊」をはじめすべての沖縄の人々は.....
押しよせる米軍を迎え撃ってよく4か月に及ぶ戦闘を継続した。
当時の沖縄人口の4人に1人がこの米軍との地上戦で亡くなっている....
いや、わかる。
本土だって各都市がB-29の焼夷弾爆撃で壊滅していたし、8月6日9日の原爆投下で否応なく.....断腸の思いで「ポツダム宣言」を受諾したのだと。
でも、それとはまた別に「県民に多大な死傷者を出しながら日本のために戦った」沖縄の人々の悲惨にして信じられない犠牲があったことを忘れてはならないだろう。
「戦争反対!」「軍備はいらない!」...いやその通りだ。
では戦争にならないために「あなたはどんな行動」を具体的にしているのか?
「戦闘機や護衛艦」は不要だ!その費用を地域の病院や保育園増設にまわせば...と主張する政党もある。
金額をならべて、教育や医療の重要性を訴えれば誰でもその通りと思うだろう....
ただ、それはあまりにも現実を無視した理想論ではないか?
それはまさに日本国憲法に高らかに謳う「....平和を希求する諸国民」という固定概念に(では..誰が平和を希求しない国民だったのか?)縛られた...いや国民をバカにした主張ではないか。
非武装+中立....それは理想論である。
日米安保でかろうじて保たれている日本の繁栄と領土の保全を考えて頂きたい。
国防を斜めに見て批判するだけでは何も解決しない。
もうじきあの6月23日がやってくる。
沖縄の苦しみと痛みを知って欲しい。
これが沖縄の人々の願いである。