進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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陛下の語学...
2019.05.07
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外国元首や国王をお迎えするのは恐れ多くも天皇陛下の公務である。
いつもニュースや実況中継を見ていて思うのだが、内閣総理大臣(Prime Minister)がお迎えしたときとは相手の緊張度も....いや一挙手一投足のすべてが違う。
これこそ「存在の価値」ではないか。
帝国憲法の「....万世一系ノ天皇...」のそこである。旧憲法のこの部分を説明しだすときりがないからこのへんで...
令和天皇陛下は文系の御学問だったそうだが、パソコンのスキルはずば抜けていたと聞いた。パソコンはクルマに似ている。自分なりにcustomizeして最高度に自分流に利用する。それがパソコンだ。
陛下は英語はもとより、ドイツ語・フランス語は外交上不自由ない。
驚いたのはスペイン語の学習を10年以上継続されていることだ。
陛下のお雇いスペイン語教師によると「陛下のスペイン語はEurope levelの中の上」だそうである。スペイン国王は、陛下との会話が英語でなくスペイン語で可能になったことを非常に喜んでいるそうである。
陛下は日本の「国家元首」ではない。
しかしながら、文化・歴史を深く学ぶ陛下の姿勢には頭が下がる。それは自国た他国にかかわらず、相手を深く理解し相手が大切に思うものを共観しようとすることだから。
相手に勝つこと、相手を凌ぐことしか考えない人間は「数字とカネ」を対象にし目的とする実学しか学ぼうとしない。
新天皇陛下のacademicでsympathyを感じさせる新時代に新生日本の光明をみる思いである。