進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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タチウオを釣るゾ!
2019.02.09
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どちらも一般の方には縁が遠いと思う。
タチウオはどうなんだろう....伊東の地元スーパーの鮮魚コーナーでは「15㎝くらいにぶつ切りにされたタチウオ」はよく見るが。都市部はわからないなぁ。
釣りの方からの切り口がより分かりやすいかも知れないので...以下御覧じあれ。これがタチウオ。
模写の方がよく特徴をとらえている。
冬にタチウオ釣りが脚光を浴びるのは、タチウオが冬に接岸するからではない。冬の海は水温が下がりターゲットにする釣りモノが減ってしまう。必然的に真冬の海では「タチウオ」と「アマダイ」になってしまうという事情がある。
タチウオの歴史と言うのが興味深い....
その昔、ある種のサカナが海にいた。そのサカナには2つの選択肢があり、一つは浅海面を水平方向に泳ぎ回ってエサを探そうとするグループ。他の一つは海面から深海までの垂直方向に泳いでエサ探しをしよう...というグループだった。
そして数千年...数万年という時間が経つにつれて海中移動の「水平」か「垂直」かによって適応する魚体が決まってきた。
水平方向の好きな魚体は「サバ」に、垂直方向に泳ぎたい魚体は「タチウオ」にその外観を変えたのだった。
これは私が使う仕掛とほぼ同じである。エサにはサバかサンマの切り身を使い、細長くエサをつけて「イワシ」に見えるようにする。
駿河湾...そう特に淡島の周辺は深海から浅海になる「海の坂道」になっているのでタチウオはいつもどこかにいるハズだ。
マリーナの規則で「日の出」を待って沖に出る。タチウオは朝日で海中が明るくなるとグングンと深場に戻って行くから時間との勝負になる。
大体、淡島沖の江の浦に到着、仕掛け投入して1時間くらいがタチウオ釣りの時間帯である。
エサのサバ・サンマのつけ方で釣果が出るから研究したいところ。