進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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Hawaii...サメの恐怖
2019.02.06
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日本語に翻訳されたサメのニュースがあった。以下...
<h1>ハワイ・カウアイ島のハナレイ湾、サメ襲撃で一時閉鎖<h1>
2/6(水) 11:53配信
<div class="articleMain" data-ual-view-type="detail" data-ual="contid:e2904cb1dcba0a4e47de645f816197c3c6e798a8">
ハワイ・カウアイ島で地元住民がサメに襲われたため、海岸が一時閉鎖された
(CNN) 米ハワイ州カウアイ島北岸のハナレイ湾で4日午後、地元住民がサメに襲われたため、海岸が一時閉鎖された。地元消防当局によると、サーフィンをしていた住民男性が同日昼すぎ、大型のイタチザメに襲われたとみられる。男性は片脚に複数の傷を負い、病院へ運ばれた。これを受けてハナレイ湾沿いには「サメ出没」「遊泳禁止」の掲示が掲げられ、安全確認作業が行われた。地元当局は規定に従い、ハワイ州の土地・天然資源管理局にも通報したという。
皆さんの中には「もうHawaiiなんてとっくに行ってきたよ」「仕事でいやでも行ってます」「美しい自然に心奪われて半年に1回は行くrepeaterに..」とか。
すでに体験済みのかたがほとんどかもしれない。Hawaiiはそれほどに美しい....
でもその裏にはアメリカの連邦政府(...日本では想像できないくらいアメリカの各州は権限を持っているから敢えてこう呼ぶらしい)のみならず地元のハワイ州が世界中から観光客を絶え間なく呼び込もうとしている。
常に最優先事項として「環境整備+美化」をそれこそ意地になって行っているのだ。
野鳥がrestaurantのなかにまでエサをついばみに入ってくるなんてHawaiiだけだろう。
あのごった返すOahu島のWaikiki beachでさえ、路上にも海岸の砂浜だってゴミ一つ見当たらない。ためしに美しいサンゴの砂浜でおつまみをぱくつきながらビールやvodkaを飲んでみたらいい....すぐに巡回中の警察が来て有無を言わせずパトカーに乗せられて地元警察署へ連れていかれる。
通訳を交えての事情聴取→調書作成という貴重な体験をすることになる。郵便局で日本でいう反則金を納めないと空港の出国gateで「待った!」がかかり帰国できない。
日本人だ!と叫んでもダメ。公共の場...海岸はまさにそれ!でのアルコールは厳しく法令で禁止されている。外国人でも容赦ない。
同盟国じゃないか!在日米軍の経費を税金で払ってるぞ!..なんて頑張って英語で主張したところで時間のムダ。かえって調書の作成が遅れてHawaii観光の時間が少なくなるのがオチだ。
またまたPrefaceが長くなったなぁ...こっちのtitleでも書けそうになってきたが。
閉話休題でsharkに戻ろう。
初心者の日本人が泳ぐとすれば2か所しかない。Hawaii Oahu島のWaikiki beachとハナウマ湾である。まあ仕方ない...日本人がHawaiiを知る第一段階のinitiation(イニシエーション)ともいえるだろう。
泳ぐ前に沖をジッと見て欲しい。沖合数百メートルの水深が深くなる手前の海面だ。
何か海岸に平行に小さなフロートがずっとつながって浮いているのがわかるだろうか。
フロート(ウキ)の下には海底まで頑丈な「サメよけの網」が垂れ下がっているのだ。
この網が世界中からHawaiiにやって来る観光客の遊泳時の命を守っている。
個人的には駿河湾の魚道に仕掛けられる「刺し網」に似ていると思った。
そして、その' shark net 'の沖には常時小型のモーターボートが微速で行き来しては海中を覗いている。それはCoast Guard(沿岸警備隊)のroutine patrolである。
相手がサメだから防弾ベストは着ていない。チラッと見ただけだったからわからないがM16ではないライフル銃を装備していた。スコープ付きの...
Hawaiiのサメの被害は映画のJaws(ジョーズ)のようなホオジロザメは滅多にない。その大部分はイタチザメだ。
Hawaiiに行ったらアラモアナショッピングセンターなどは忘れて、ホノルル水族館やbishop museumに行こう。そこにはイタチザメの「歯」というか「アゴ」の骨格標本が展示されている。
「アーん」と全開であければ日本人の大人がスッポリと飲み込まれるほどの大きさだ。
今回、カウアイ島でロコ(地元の住民)を襲ったのもこのイタチザメだった。
その昔「原爆」をテニアン島まで極秘に運んだ戦艦インディアナポリスが帰途を日本海軍のイ号潜水艦の魚雷攻撃で撃沈されたことは紛れもない歴史上の事実である。
乗組員のほとんどは海を漂流中にこのイタチザメに食われた...
「日本へ投下する原爆の輸送」という極秘任務だったためにインディアナポリスの航海計画は米海軍も知らなかったから、救助したくてもできなかった。
戦後、インディアナポリス艦長が対潜航行のために「ジグザグ航路」をとっていたか否かが問題となり、海軍軍事法廷が米本土で開かれた。その折にイ号潜水艦艦長が証人として米軍の厳重な保護のもと裁判に出廷したことは有名である。
もう1円にもならないし、聞いたら不愉快で残酷な現場海上の想像しか喚起しないから日本のいかなるmediaも書かないし報道もしない。そういう歴史上の事実がここにもある。
腹をすかせた体長5~7mのイタチザメが夜間漂流している傷ついた乗組員を次から次へと襲って行く恐怖を日本のメディアは絶対に書かないし番組にもしない。
公共放送をもって自認するNHKが率先して番組制作してはどうだろうか?
受信料で支えられているのだから「視聴率」など気にせず内容のある番組を制作してもらいたいものである。
イタチザメなんだから....