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フネのメンテ+操縦

2019.01.26

フネくらい持ち主の個性が出るものはない。

大体はクルマの場合と同じだが、沖へ出るということは「一人で全責任を負う」ことであるから最大限にその人自身を象徴する「フネ」になる。

これは両極端か平均値の3つに具体化されることになるようだ。

1つは大いにすべてを「研究しcustomizeする」人の場合は凄い。

その人のフネは何年経とうとまるで新車(新艇)だ。帰港後は徹底的に水洗いし、何と船速の向上のために船底にwaxをかけて磨いている。こうすると1~2ノット速くなるとか..

魚探もGPS(海のNavi)も常に最新型にしている。drink holder・rod holder・hand railなども器用に綺麗に取り付けてある。

そして海の上では釣りの時間を「納得のできる最大値」を狙ってすごすmaniacな人だ。

対極にあるのがフネは「動けばイイ」サカナは「釣れればイイ」という、最高度に合目的的な考えの人であろう。

customizeは一切しないのが当たり前。今あるものをトコトン使うという合理主義。

これは立派にしてstoicな思想の実践と考える。

そして、皆が何と言おうと意外にも「大物」を釣り上げて帰ってくるから凄い!

平均値型のmemberは...と言うと「大言壮語はしない」けれど、フネも装備のcustomizeもしない。皆の助言やイシグロの情報などを良く聞いて地道に釣る人だ。

まあ、どこのマリーナでもこれらの人たちがmembersとなってマリーナを形成している。

陸にフネがあるときに大事なのが「maintenance」。略して最近は「メンテ」と言う人が増えた。

ハル(船体)のキズやヒビはFRP補修材がペースト状のチューブで売っているから補修が可能。ただ綺麗に仕上がるか...は腕しだいだ。

何よりジックリ念を入れて整備が必要なのが「船外機」だ。以下に思いつくままあげてみると...

1. 帰港ごとの「真水」による冷却系の「塩抜き」は絶対にすること。
2. ペラ(スクリュー)に異物が絡んでいたり、欠損がないか。
3. pilot water(冷却水の出具合でインペラの消耗がおおむねわかる)は勢いがあるか。
4. 船外機の始動・かかり具合は良いか。
5. 定期的なギアオイルの交換。
6. 定期的な摺動部のグリスアップ(耐水ホワイトグリス)。

あと1つ意外な体験が以前にあった。

小型の船外機の場合にはエンジン始動の際に「手動燃料ポンプ」で強制的にプライミングして燃料をエンジン内に送り込むのだが、燃料タンクから船外機までをつなぐ「燃料ホース」が紫外線と海水で自然に経年劣化して行くことに注意したい。

早ければ数年でホースに見えないヒビが入り、燃料がプライミングできずエンジンがかからない。または劣化がさらに進むと燃料にエアがはいり航走中にエンストなんてことにもなりかねない。

沖に1人でいる時には自分しか頼れるものはない。
十分にフネは整備して沖に出よう....必ず燃料は満タンで。

海は人をためす。

ヤマハYF23のブログ



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