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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

今日のアジ...

2024.04.20

今日のアジ...なんてタイトルで書き始めると、いかにも毎日釣りに行っているような印象を与えてしまう。でもこう書き始めたかったんだから仕方がない。

釣り友のSさんは御前崎に住んでいる。会社に勤めながら米や各種野菜を自分の農地でつくっている。御前崎と言えば駿河湾の南端。沖へ出ればもう外洋の波。マダイやカンパチなど大物釣りの根拠地。でもSさんによれば御前崎から出港すると大波そして...大波。大物が釣れるけれど当たり外れがあまりにも大きいのだそうである。

...という訳で「美味しいキアジを家族に食べさせたい」気持ちでSさんは沼津の湾奥にやって来た。諸般の事情で出港がビリになったがアジポイントへ急ぐ。

牛臥からの方位はSW(南西)210°で駿河湾を渡り対岸へ。

朝方の風もやみ、真冬の海用の防寒ジャケットは小春日和に暑いくらいだった。風浪もやみ凪(なぎ)になった。

「よーし...釣るぞ!」と魚探で探ると水深30mの海底付近に反応アリ....いや待てよ、これはアジ釣り外道(目的外のサカナ)のサクラダイだな、と推測する。

アジ釣りには数学の公式のような常識がある。それは「アジは海底から5m上」という基本。これはアジの習性の研究からではなく、大昔からのアジ釣り漁師が体験的に理解し獲得したアジの基本習性なのだろう。

魚探には反応がないが、海底から5m上の水深25mに仕掛けを落としてはサビいて(コマセのアミエビがアジの遊泳層に届くよう仕掛けを上下する)アジの群れを寄せる。

さすがは一流ポイントだ。5分もしないうちに水深23~25m付近にアジの群れがやって来た。「来た!釣るゾ!」

ここからは「アジを仕掛けにかける→口切れしないように巻き上げる→鈎を外してクーラーボックスへ!」という手順をいかにsmoothにおこなえるか...で釣果の差になるからばかにできない。2時間なら15匹以上の差になるだろう。

Sさんも私もお互い何匹釣れたかなんてまったく考えていない....そういう信頼関係であり決して競争相手ではないから気が楽だ。趣味の世界にまで勝ち負けの論理を持ち込むような愚かなことはしたくない。

結果...2人ともキアジ・クロアジ(マアジ)まじりで30匹前後の嬉しい釣果だった。








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