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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

終戦....戦いのない世界へ

2023.08.27

私は静岡県の伊豆は伊東に住んでいる。15の歳に東京から移り住んでちょうど半世紀になる。東京のお盆は7月の13日~15日である。だから昔伊東に引っ越してきた当時にはお盆が8月にあることが不思議でならなかった。

長い長い江戸時代が終わり明治となった日本では明治6年からカレンダーを太陽暦とすることになった。この新太陽歴で従来通りのお盆を「7月15日を中心」として行うと当時の農業の最も忙しい時期と重なるため、地方では月遅れのお盆を8月13日~15日に行うようになったが、農作業と関係のない東京では明治6年の太政官令のまま7月をお盆としてきた経緯があるらしい。

もう私は人生の大半を伊豆で過ごして来たから「お盆」と言えば8月13日~15日が自然と自分の中になじんでいる。地元の伊東では8月10日が按針祭。これは英国人のウィリアム・アダムズ(日本名は三浦按針)が徳川家康の外交顧問となり伊東の松川の河口で日本で初めての様式帆船を造船した記念日になっていて....そのあとにお盆が来て終戦記念日となり...伊東市民一同がホッとする流れとなっていることが長い月日の繰り返しの中で自然となってしまったことを意味する。

まして....仏教でいうお盆の最終日には身内の死者そしてご先祖の霊が彼の地へ帰る日が8月15日であり、終戦記念日と重なっているではないか。ここに私は深い意味が有ると考える。

確率にすれば365分の1だ。でもこんな365分の1てあるだろうか。

終戦と言い換えられているが...完全な敗戦である。

310万人だ。軍人・民間人あわせてそれほどに...余りにも多くの尊い人命を犠牲にして得たのが今の日本なのである。漸く得た貴重な「平和の重み」を考えないようにすることが戦争反対・日本の再軍備反対と重なってリンクして行くように思えてならない。

自分が...演繹しても家族がいい暮らしをして楽しければ良い。これが大多数の日本人の偽らざる本音ではないだろうか。

そう考える日本人を不思議で理解できない...国防を最小限の国防軍(自衛隊を諸外国は理解できない)と外国の駐留軍(在日米軍)にまかせてあとは知らんふり...という精神的スタンスという現実が如何に特殊かということである。

愛国心=軍国主義....と短絡的に考えてしまう。そう考えるようにしてきたのが戦後の日本の教育だったのだから精神的被害者ともいえる。「心」を捨てて物質と経済に豊かになる道を選んだのであろう。なにかと言えば反論と批判に明け暮れる。人を批判するのが上手になるようではその社会は終わりだ。

今の日本の立ち位置がどんなものか....

それを知るには自分なりに歴史を勉強しよう。別に受験のための歴史勉強ではない。
日本が奈良時代あたりから大陸と朝鮮半島とどうかかわって来たか。安定していたと見るべき江戸時代に東アジアは欧米にどうされていたか?明治時代になり日本がアジアの中でどういう存在だったか。そして、大正~昭和。敗戦からどう立ち直ったか。そのすべての中でアメリカとの関係はどう変化したか...

過去に目を閉ざす者は未来に対して盲目となる。
このドイツの歴史に対する姿勢には学ぶところ大である。












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