進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
-
Mahi Mahi
2023.08.18
-
シイラと聞いてわかる人はどのくらいいるだろう。日本では古くから「トウヒャク」とか「マンビキ」と呼ばれて来た。私がいつも釣りを楽しんでいる駿河湾には水温が1年で一番高い今頃現れるサカナだ。
要するに熱帯や亜熱帯の高温の海流を好む暖海魚であるが、日本では「シイラは死人を食う」と言われて来た。これはシイラが海面に漂う流木などの陰になる障害物を好むからこのような誤解が生まれ長い間漁業関係者に言い伝えられて来たことによる。
だから真夏に地元のスパーのサカナコーナーにパックされた切り身が売られることがあるがあまり人気がない。シイラという名がシイラカンスを想像させるからだとも。
ところがどうだろう.....国が変わればサカナの評価も変わる。
ハワイではシーラのトローリングが以前から人気が高い。当地ではMahi Mahi(マヒマヒ)といって2~3mにもなる巨大なマヒマヒを釣り上げると...夕日の見える自宅の庭に家族友人ご近所に声をかけてステーキのような熱々のフライにレモンをかけて皆で楽しそうに頬張っている。本当に嬉しそうだ!
冷やして飲んでいるビールはBudweiserが圧倒的に多い。あとクアーズかな...
ちなみにHawaiiでは公共の場所「海岸・公園」での飲酒はアルコールの度数が強いか弱いかによらず一律に法律で禁止されているから注意しよう。日本のように浜辺や湖畔で楽しくBBQはイイが飲み物は「お茶・juice・cola」になる。これを知らずにWaikiki beachでイイ気持ちで飲んでいて地元ロコのAmericanに通報されHonolulu警察にハワイ州条例違反で検挙される日本人はかなりの数だ。外国人と言えどもHonoluluの簡易裁判所に出頭して郵便局?でだったかな....日本の法律で言う「科料」をdollarで支払わなければHonolulu空港で足止めになり...泣けど叫べど日本には帰れない。
スミマセン...シイラ(..' Mahi Mahi '「いわゆる..マヒマヒ」)からHawaiiに時空を超えて話が移動したようで。
America....それもHawaiiではシイラは高級魚だと言うこと。日本とはエライ違いだ。
あまり皆さんの関心とか経済的プラスに直結しない話(...でも事実)を一つ。
シイラはもう一つの別名を持っている....それは「ドラド」
これはスペイン語らしい。私はスペイン語の素養ゼロなので話を聞くだけだ。
「このサカナ....は釣り上げられるときに...黄金に輝くのです!」...と言う。
スペイン語で「黄金」とか「黄金境」をDradというらしい。
7・8・9月の海水温がウンと高い時に「シイラ」はMahi Mahiとなって私たちの釣りに関係してくる。