進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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イースター
2023.04.09
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今日はイースター。日本語では復活祭と訳されて来た。無神論がカッコイイとされる当世ではこの説明は実に難しい。
なぜか....
それはどんなに言葉を尽くしても「信じなければ」わからないから。
戦後の新憲法で価値観の自由・信教の自由を保障するけれど、日本では過去の過ちを反省するあまりこの点を強調しすぎてきたように感じるのは私だけだろうか。
先祖の墓参も怠る。仏壇に手もあわせない....なんて当たり前とは驚いた。
私はキリスト教徒だけれどお寺にもお墓にもよく行く。ご先祖のお陰でいま自分が存在し生きているんだと考えるから。これは宗教に関係ない先祖への感謝の気持ちからだ。
今日のイースターは欧米のキリスト教圏の国で古くから守られて来たお祝いの日で、クリスマスに次ぐ....ある意味ではクリスマス以上に意味が深い。
これを少なくとも知識の上で知らないと欧米人と英語でcommunicateするときに必ず摩擦が起きる。彼らは自分個人への冗談での悪い言葉は笑って聞き流すが「神と国」への侮辱は絶対に許さない。気をつけよう。たとえ家族、友人でも許されることはない。
英語が堪能な無神論・唯物論の方は特に。それで長い友人関係は終わる。
だからであろう。
中学校の英語の教科書にはクリスマスとイースターが登場するようになった。平易な英語でこの祝日がどのように祝われるのかが説明されている。
イースターはEasterと書く。イエスキリストがゴルゴダの丘で亡くなってから3日後に蘇り天に昇った...その復活resurrectionを記念し祝う。Christian beliefと辞書にある。
信じなければわからない。
みなさん イースターおめでとうございます。
Happy Easter !
タマゴからヒヨコが生れることから「生命の誕生」の象徴として考える。キリスト教の教会では綺麗に色をつけたり美しい模様をかいた卵をイースターのために用意する。
時間に余裕のある場合には教会の聖堂や敷地内に隠されていて、子供たちはこれを懸命に探す。そしてこの時に必ずやり取りされる会話がある...
子ども「タマゴはどこにあるの?」
大人 「ウサギが隠したんだよ 」
因みにこのウサギはrabbitではなくhareである。